【ペット保険体験談】猫の尿閉(膀胱炎)・誤飲・咳…早めの受診で大病を防ぐ。

40代女性Rさんが飼っている2頭の猫(ロシアンブルー・アビシニアン)が、「尿が出ない」「おもちゃを誤って飲み込んだ」「咳が止まらない」という症状で動物病院に診察してもらった時の体験談です。

ロシアンブルーの仔猫との出会い

「大人になったら猫を飼いたい」と子供の頃から描いていた夢を叶えるために、主人とペットショップ巡りをしていたある日。
背後から「ホギャー」と何とも可愛らしくない声で何かを訴えるように鳴く一匹の仔猫がいました。
生後2ヶ月、体重500グラム、まだ片手に乗るくらいの小さな仔が、「一緒に連れて行って!」と訴えているように聞こえました。
これがアズール(ロシアンブルー:オス)との出会いでした。

ペットショップで保険に加入。2頭目のアビシニアンも加入して割引適用。

契約の際、ペットショップのスタッフの方からペット保険を勧めていただきました。
当時(2006年頃)、ペット保険はまだポピュラーではなかったように記憶します。
ペットが年老いて病気になった時に莫大な治療費がかかった、という話を聞いたことがありましたので、迷いもなくその場で保険に加入しました。

どこの病院でも保険が適用されるという事ではなく、保険会社と提携している病院に限定されるとのことでした。
保険に入ったとしても、提携病院で診察をしてもらえなければ全額負担なので意味がありません。
資料を確認したところ、家から近い病院がいくつかあったので安心して加入しました。
(今でこそ多くの病院が提携していますが、当時はそれほど多くなかったと思います。)
初年度、0歳の時の年間保険料は21,200円で、初めの1か月間は100%補償、その後は50%補償です。

その後しばらくして、2頭目の猫、チェスナット(アビシニアン:オス)を生後6か月で迎えました。
同じ保険に加入したので、多頭飼い割引(5%)が適用されました。

突然の発症!オスの猫には多い尿閉・膀胱炎。食事療法で改善

アズールが2歳になったある日、様子がおかしいのに気が付きました。
何度もトイレに入ってはすぐに出てきて、落ち着きなくトイレの周りをウロウロしているのです。
かと、思えば、トイレの前に首をかしげて座り、なんだか困った様子。
トイレを確認すると、どうやら「おしっこが出せていない」ことが分かりました。
「これは一大事!」と、すぐにかかりつけの動物病院へ連れて行くことに。

診察の結果、尿道に結晶が出来て「尿閉」になっている、と診断されました。
それが原因で膀胱炎の症状も出ているとのことでした。
「オスの猫に多い病気である」という事は聞いて知っていましたが、突然の発症だったので、とても驚きました。

処置、薬、定期的に行う尿検査での通院は10か月間で7回。50%補償で実費での支払いは16,544円でした。
通院の度に保険証を提示して、会計時に清算してもらいました。

アズールは病院での診断を受けて、尿石を防ぐためにバランスを調整されている食事療法食を勧めてもらいました。
食事療法食の結果、膀胱炎の症状を改善することが出来ました。
このフードは尿閉予防にもなるので、発症していないチェスナットにも同じように与えて良いと、先生からのアドバイスもありました。
食事療法食の購入は保険対象外ですが、獣医の診断を定期的に受けて適切なフードを選択する必要があります。
(動物病院でも購入できますが、ネットショップを上手に利用すると安価で入手できます。)

年に一度のワクチン接種の時に、健康診断で尿検査をしています。
その後は尿石もみられず、数値も安定しています。
8歳になってからは血液検査もするようになりました。
ワクチンと健康診断は保険対象外なので、12,420円と大きな出費となります。

おもちゃの誤飲、咳が止まらない……猫の異変に気づいてあげるのが飼い主の務め。

尿閉の他にも動物病院には度々お世話になっています。

アズールが1歳の時、ネズミのおもちゃの毛を身ぐるみ剥いで、丸飲み込んでしまったことがありました。
嘔吐を何度か繰り返していましたが、飲み込んだネズミの毛は出てきません。
元気な様子ではありましたが、「あとで大変なことになったら困る」と思い、すぐに病院へ連れて行きました。
診察の結果、この時点では何も処置をすることがありませんでしたが、 胃薬を2週間分処方していただきました。
会計は、診察代と薬代で合わせて2,362円で、半額の1,181円が保険で還付されました。
結局、飲み込んでしまったネズミのおもちゃは、翌日に便と一緒に排出されて、事なきを得ました。
今となっては笑い話ですが、もし排出されなければ手術をして高額の費用がかかっていたかも……と、考えてしまいます。

また、チェスナットが3歳の頃、しばらく咳が続いたので通院したことがありました。
病院の診察では特に悪いところは見当たりませんでしたが、念のためにアレルギーの薬を処方してもらいました。
診察は一度のみ、薬は月に一度のペースで処方してもらい、約1年間服用している間に咳は治まりました。
この治療で掛かった費用は保険適用で50%補償となり、実費の負担は合計で約15,000円でした。

誤飲も咳も、結果的には病院へ連れて行くほどの事でもなかったのかもしれません。
でも、猫は言葉を話せず、「痛い」「辛い」とは言ってくれませんから、飼い主の私が気づいてあげて病院へ連れて行かねばなりません。
そして、素人では分からない事は、やはり獣医さんに診てもらえると安心します。

ペット保険のお陰で気軽に病院へ。早めの治療が大きな病気を防ぐ。

現在、猫は2匹とも元気に10歳となりましたが、これまで幸いなことに大きな怪我や病気を患っていません。
保険に加入しているお陰で気軽に病院へ連れて行けますし、早めの治療で大病を防いでいるようにも思います。

今後、年老いていくにつれて、病気にかかりやすくもなることでしょう。
その時は十分な治療を受けさせてあげたいと思います。

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