ひまわり動物病院

15年以上不信感を抱きつつも通院してきましたが、
命に関わる誤診をされたので、
もう二度と通院することはないでしょう。

老猫を複数飼っています。
代々、こちらの病院へ通っておりました。

異常な食欲、体重は昔の半分以下に。肝機能の悪化。
15年もの間のカルテが病院に保管されているのにも関わらず、
「肝臓の数値が悪い！」だけに囚われ
ただただ肝臓の薬だけを延々と処方されていました。

そして毎度毎度検査をしても全く改善されず、
終いには「歳だからしょうがないね～」と言われました。

全く何も改善もされずお金だけが飛んでいくので、
通院を断念し、ほかの病院を探していました。

その間にも、うちの猫はどんどんやせ細り、
元は5kgほどあった体重は、2kgになりました。

にもかかわらず異常な食欲、人間の食べ物を盗む、
常に空腹で吠えるように鳴き、食品ではないものまで
口にしようとし出しました。

猫専門の病院へ連れて行くと、
「歳だからしょうがないね～」という病気は
「甲状腺機能亢進症」という病気と即刻診断されました。

うちの猫は甲状腺ホルモンの数値が
あまりにも高すぎて測定不能にまでなっていました。

甲状腺ホルモンの異常分泌により、
身体は老体なのに動きが活発になり食欲旺盛になり、
攻撃的な性格になったりもするようです。

要は寿命の前借りの様なものなので、
治療しないと心臓やほかの臓器が耐えきれず、
他の病気を併発し、最後はガリガリになって
何も食べられなくなって死んでしまうようです。

ちなみに肝機能障害も、全て「甲状腺機能亢進症」が
引き起こしたものだったとのことです。

なるほど、肝臓の薬を何か月飲んでも
全く改善されないわけですよね。当然です。

結局、数か月通っても
「甲状腺」「ホルモン分泌」「精密な血液検査をしては？」
なんて言葉は一切ありませんでした。

真夜中0時前に動物病院へ足を運び、翌日の受付簿に名前を書き、
翌日行っても受診まで数時間待たされる事はあたりまえの病院でした。

人間に負担がかかるのは全く構いませんが、
夏は暑く冬は寒い、うるさく清潔感もない場所で
数時間ずっと待たされる猫達は本当にストレスだったと思います。

いつも数時間ずっと震えてハァハァし、涎を垂らし、
酸素BOXに放り込まれている姿は本当に気の毒でした。

新たな病院の待合室で、安心してウトウトしているうちの猫を見て、
通院し続けなくて本当によかった、今までごめんね、と心から思いました。

甲状腺ホルモンを抑える錠剤を毎夕一粒飲んでいるだけで、
症状の改善が見られ、少しだけ体重も増えました。

結局15年以上通っても、
一体この病院の、どの辺の評判が良かったのか、
最後まで分からず終いでした。