東洋医学
中医学を学んだ獣医師が院内で調合。慢性疾患の「漢方生薬治療」
漢方生薬による慢性疾患の治療。諦めず、皮膚病、心臓病、腎臓病の症例実績が豊富な当院にご相談ください。
診療動物 | イヌ / ネコ |
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診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:00 ~ 12:00 | ● | |||||||
09:00 ~ 19:00 | ● | ● | ● | ● |
※完全予約制、土曜日不定休
診察動物 | ネコ |
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得意診察領域 | 皮膚系疾患 / 腎・泌尿器系疾患 / 内分泌代謝系疾患 |
FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療にも力を入れております。 まずはお問い合わせください。
専門診察の付加価値があるのか疑問
生後6か月弱の猫ですが、ブリーダーから我が家に迎えワクチン接種を行ってもらおうと先住猫のかかりつけ医へ行き聴診を行ったところ、心雑音があったため心臓の検査を行うためにこの病院を紹介されました。かかりつけ医でもレントゲン、エコー検査を行いましたが、この時は動脈管開存症の疑いがあると言われました。
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生後6か月弱の猫ですが、ブリーダーから我が家に迎えワクチン接種を行ってもらおうと先住猫のかかりつけ医へ行き聴診を行ったところ、心雑音があったため心臓の検査を行うためにこの病院を紹介されました。かかりつけ医でもレントゲン、エコー検査を行いましたが、この時は動脈管開存症の疑いがあると言われました。
この病院は二次診療のため動物病院からの紹介が無いと診察は受けられません。予約した日時にうかがい、紹介してもらった病院からの連絡が伝わっているので早速検査を行いました。担当医はこの病院のセンター長という肩書でいろいろな病院でも診察を行っている医師のようでした。30分ほど待ち検査結果を聞くと心臓の弁の動きが悪く、また肺にも少し水が溜まっているとのことで寿命は短いと余命宣告を受けました。病名は大動脈弁狭窄症。薬で症状を緩和し、治療するしかないとのことで薬を処方してもらい数日後に再検査。後日再検査を行ったところ、薬が効いているので肺の水は少し改善したとのことでした。同じ薬を処方してもらい2週間後に再検査。この2週間後の検査でようやく動脈管開存症が確認できたということで、手術を行ったほうが良いと言われ、動脈管開存症の手術経験が豊富な優秀な医師(執刀医)を紹介してもらい他の病院(日本小動物医療センター)で手術を行うこととなりました。この執刀医はフリーで働いているらしく、月曜日しか手術の予約ができないとのことで、手術日は1か月程先。担当医は急を要する手術では無いと言っていましたが、手術までの間に利尿剤を増やしたため腎臓の数値が悪化、手術直前には体調を崩すという状態にもなりましたが、予定どおり手術を実施。しかし、結果的には手術を行った日本小動物医療センターで手術中に出血が多くなり、手術を中断、術後に容体が急変し、当日死亡してしまいました。手術を行うことになった後も、手術を行っても寿命は短い等と言われ、こちらも判断に迷ったため「ベストな方法はなんでしょうか?」と尋ねたところ、「ベストは手術を行うことです」との回答。このようにこちらの判断を迷わせるようなことも言われるし、性格なのでしょうか一生懸命に病状を改善させるような態度は感じられない医師でした(治療しても寿命は短いから諦めなさい的な態度に感じました)。
専門医や専門機器等により検査・診察を行うという付加価値で検査・診察費用が高くなるのでしょうが、上記のとおり一般のかかりつけ医でも一日で動脈管開存症の疑いを発見できたのにもかかわらず、動脈管開存症の発見が遅く(3回目の通院でようやく発見)付加価値にみあった医療サービスを行っている病院とは思えませんでした。しかも猫の症例は少ないと言い訳のようなことも多々言われましたが、専門性をアピールするならばもう少し勉強・研究をしていただきたいと思います。またベストな方法で最悪の結果にもなってしまいました。
もう少し早く動脈管開存症の発見ができ、手術を行うことができたらどうなったのかと思うと非常に残念で悔しい思いをしました。
他の猫に今後心臓疾患が発生し、この病院を紹介されてもこの病院を利用することはないと思います。本当に専門治療の付加価値を支払う価値が無い病院だと思いました。