4.5

やんこっぷ さん

2013年02月投稿

イヌ

最期をきちんと看れました

シェットランドシープドッグ（オス　13歳）
を飼っていた時のことです。
半年前から口臭がきつくなり、よだれがひどくなってきて、
さらに前掛け部分の毛色がよだれにより変色をしてしまうほどの症状でした。

当初はその子が仔犬の頃からお世話になっていた
比較的近所の動物病院で診てもらっていたのですが
なかなか原因がわかりませんでした。

年ということもありましたが、そのうちに
体力が低下しているような、ぼーっとしている様がみられるようになり
口元にプチっと赤い出来物が出来ているのを見つけました。

その出来物は日に日に大きくなってきて
口の半分をまるで唇が腫れ上がってきたかのような
状態にまで悪化してきました。

今までお世話になっていた病院もありましたが
セカンドオピニオンということで
山崎さんを探し、少し家からは離れていましたが
診てもらうことにしました。

検査をするとすぐに、癌だということがわかりました。
かなり進行していたことと、13歳という高齢ということもあり
過酷な治療というかたちはとらずに
（取れなかったというのが実際ですが…）
せめて彼がこれ以上苦しくないように、
と必要最低限の毎日の点滴を３時間ずつお願いしていました。

病院の中は広さこそないものの、清潔していて
病気の子にとっても問題ない状態です。

また、先生はてきぱきとしていて
適切な対応と、説明をしてくださいます。

パートらしきおばさんもとても親切で
張り詰めていた私達の心も幾分かほっとできました。

生きるものはいずれかは、いつか最期のときを迎えます。
そんな最期をどう看てあげられるか、
飼い主にとって、この病院に連れて来れたのは
よかったと思っています。