この動物病院の口コミ

1.0
たか さん
2017年12月投稿
イヌ

白内障手術

 愛犬8才の白内障手術(両眼)をこの病院で受けましたが、術後ひと月経たずに網膜剥離を併発、両眼とも失明しました。以下はその経緯です。

 瞳が白くなり見え方も悪い様子のため、近所の医院の紹介で工藤動物病院を受診。白内障との診断で早期手術を勧められました。
 「犬の眼は手術の合併症対応が難しいが、克服するプロトコルを考案、他の医師へも開示している」との院長記事も読み、これは良い病院に会えたかと。
 検査では手術適合との診断で入院、手術。「無事成功」し術後1週めには院長いはく「この子はもう一生眼の心配はいらない!」とも。

 手術2週で抜糸。程なく片目が濁り、再三電話すること数時間でやっと電話口に出た弟子の先生は「炎症でしょう。院長が来る明日まで来ないで」と。翌日院長に診せ「濁りは薬で治るので全く心配ない」との診断でひと安心。

 ところが翌週、通院ももうすぐ最後という朝、突然犬の動作が異様に。全く見えていないのです。緊急で連れて行くと弟子の先生が「網膜剥離を起こして失明状態」。いはく、
・眼を強くぶつけたのでは。
・自分の足で眼を強くこすったのでは。
・生来眼が弱い子だったのでは。(何のための術前検査?)
・元々必ず成功するとは言ってない
等々、竦んでいる愛犬を押しやり「飼主が悪い/犬が悪い」に終始。
肝心の治療は
・眼の水を出すよう利尿剤を処方する
・眼の中の水が引けば見えるようになる
・次は来たい時にどうぞ(「次回の診察は?」に対して)

 工藤病院がこうした有様のため、日を置かず別の専門医院で診てもらった処、
ー激しい眼内炎症の痕跡があり、まだ収まっていない
ー炎症で発生した繊維素が網膜を内側から引っ張り、出来た裂け目から水が入り網膜が浮いた
ー治す方法は網膜の復位手術以外に無い。利尿剤で治る訳が無い
とのことで、白内障手術による典型的な合併症発症例ということでした。
(その後炎症が長引き、網膜の手術は見送らざるを得ませんでした。)

 辛い経験談でしたが、正しい病院選びをして同じ思いをしないで済む方が少しでもいらっしゃれば不幸中の幸いと、書き留めた次第です。  



病院名
工藤動物病院
動物の種類
イヌ 《純血》
来院目的
入院
予約の有無
あり
来院時期
2017年06月
来院時間帯
日中 (9-18時)
待ち時間
1時間〜2時間
診察時間
2時間以上
診察領域
眼科系疾患
症状
黒目が白い
病名
白内障
料金
約70万円 (備考: 通院5回、入院4日、白内障手術両眼の総計概算)
来院理由
他病院からの紹介
ジクロード, トプラシン, コソプト, プレドフォルテ
170人中 165人が参考になった

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