平塚動物総合医療センター

交通事故で大けがをした子猫を診て頂きました。
顎を骨折し、下にダラーンと垂れ下がった状態で片目と顔の片側の損傷がひどく、体の方は大きく怪我してないようなものの、一目見てこれは大変な怪我だとわかりました。
最初に家の近くの以前愛犬を診てもらった事のある動物病院に緊急で連れて行ったのですが、そこの病院では前向きに治療して行くという言葉もなく治療計画も提示されなかったため、おそらくこのままでは衰弱して亡くなるのを待つしか出来ないと思い、その日の夜にPCで検索しこのcalooペットからこちらの平塚動物医療センターを見つけ、お世話になる事にしました。
センター長の先生が外科全般を得意としてらっしゃる事や、施設や設備の整っている環境であきらめる事無く出来る限りの事をしてあげたいと思ったからです。

病院は明るく大きく、女性の看護士さんの方も優しく声をかけて来て下さって、心配で塞いでいる私の気持ちの救いになりました。
センター長の荒渡先生に診て頂けたのですが、先生は温かく、冷静で、そして何よりお話がわかりやすいという事に感動しました。
こういう時は動揺していて良くお話が頭に入って来なかったりするのですが、そんな私にもすっとわかりやすく今の状態、懸念すべき点、最終的なゴール地点とそのためにまず、何をクリアしていくのかなど、説明して下さいました。
こちらの質問にも丁寧に答えて下さり、とても安心感とこの先生を信じてお任せしよう、そんな気持ちになれました。

実際の処置なども、前の病院で１週間かかっても出来るかどうかわからないと言われていた麻酔や検査やおまけに一部の縫合手術まで１日で済ませて頂き、技術と心と設備とそう言った物がすべて揃っているのだなあと思いました。

その後、何回かの手術や入退院をして約二ヶ月後の今、顎も普通に戻り自分でご飯を食べられるようになり、あの事故の日が信じられないくらい元気に私の部屋で暴れ回ってます。
病院の先生方、看護師の方々、すべて全員優しく途中電話での質問にもいつも親切に優しく答えて下さいました。

つい、人間の病院もそうですが、いつもかかっている病院や近くの病院から他の病院に移るというのは迷う物ですが、私の場合はこちらの病院とご縁が出来て本当に良かったと思っています。