迅速な対応と高い専門性で地域に信頼される、動物外科の専門病院
獣医師、ペットの負担を減らすために尽力する「動物外科のスペシャリスト」
愛知県岡崎市で、骨折、外傷、ヘルニア、腫瘍などの外科手術に注力する、「愛知動物外科病院」。ペットの飼い主はもちろん、外科治療の紹介先として地域の動物病院からの信頼も厚い。同院の特徴や理念について、丹羽昭博院長に伺った。
飼い主様だけでなく、地域の獣医師からも紹介先として頼りにされる、外科治療専門の動物病院です。
もっと読む診療動物 | イヌ / ネコ |
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学位・認定・専門 | 獣医腫瘍科認定医 II種 ・ 日本小動物外科専門医 (学位・認定・専門) |
得意診察領域 | 脳・神経系疾患 / 整形外科系疾患 / 腫瘍・がん (得意診療領域) |
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:30 ~ 12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
※緊急の場合は、診察時間外であっても受付可能な場合もありますので、お問い合わせください。
獣医師、ペットの負担を減らすために尽力する「動物外科のスペシャリスト」
愛知県岡崎市で、骨折、外傷、ヘルニア、腫瘍などの外科手術に注力する、「愛知動物外科病院」。ペットの飼い主はもちろん、外科治療の紹介先として地域の動物病院からの信頼も厚い。同院の特徴や理念について、丹羽昭博院長に伺った。
飼い主様だけでなく、地域の獣医師からも紹介先として頼りにされる、外科治療専門の動物病院です。
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◆骨折
骨折の治療目的は、適切な整復固定により骨折の治癒促進がなされること、周囲の軟部組織や骨自体の治癒により疼痛が消失すること、見た目の改善となります。そのためには骨癒合までの間、動きに耐えて初期固定を維持できる安定した固定法が求められます。原理原則に従いロッキング・プレートなどの固定法を導入して、良好な骨癒合を目指します。
◆椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは、椎体と椎体の間にあるクッションである椎間板が、破裂し中身の椎間板物質の逸脱や、椎間板の突出により脊柱管内の脊髄が圧迫され神経傷害を起こす緊急性のある疾患です。歩けなくなり、さらに深部の痛覚を失ってしまうと回復率が下がります。早期の治療が大切になります。
◆前十字靭帯断裂
膝関節内の前十字靭帯が、外傷または変性により損傷してしまう病態を示します。脛骨の前方変位や内旋の制御ができなくなり疼痛を示します。現在は小型犬から大型犬までTPLO(Tibial Plateau Leveling Osteotomy)という前方への変位を制御することで疼痛を抑えることができ、術後合併症も少ない安定性が高い術式を採用しております。
◆腫瘍
動物の寿命が伸びていることで、死因として増加しているのは腫瘍疾患です。腫瘍と一言で示していますが種類によって良性もあれば悪性もありますし、その中でも多様な挙動をとります。手術だけでなく、抗がん剤、放射線療法(他施設)、分子標的薬療法を用い、その子その子にとって最良と考えられる治療は何なのか、飼い主様とともに考え、実施していきます。
◆異物・誤食
食道内は内視鏡によって摘出を試みますが、穿孔がある場合などは早急な外科的処置が必要です。また食道内にあっても胃に押し込んで胃切開を必要とする場合もあります。胃内異物は胃炎や幽門の通過障害などを引き起こし、胃を越えて小腸で閉塞を起こすこともあります。紐状の異物の場合は、腸管が広範囲に損傷してしまう場合もあります。いずれにしても犬や猫で生じ、早急な対応が必要となります。
◆尿管結石
治療が遅れてしまえば死に至る病気です。腎臓は2つあり一方だけの障害の場合は、軽微な症状で気づけないことがあります。もう1方の腎臓も機能障害を生じてしまう場合は重篤な状態となります。早期に状態を安定化させ閉塞を解除する外科的処置が必要となります。
◆会陰ヘルニア
排便障害が生じ、慢性化すると、外科的整復後、直腸脱を起こすこともあります。会陰ヘルニアの原因には性ホルモンの関与が主に考えられており、未去勢のオスで発生が多い疾患です。人工材料に頼らない術式で実施します。
こんにちは。生まれ育った三河の地で「愛知動物外科病院」を開業させていただきました。
当院は、動物外科病院と馴染みの薄い名前を標榜しています。一般的な動物病院と異なり、骨折やヘルニアなどをはじめとした手術を中心とした治療を専門的に行っていく病院となります。
私は大学時代に外科医になることを志しました。学生時代から外科だけでなく各分野との関連を理解する必要性を感じ、獣医学部卒業後、まずジェネラルな病院、そして大学病院内科で研修を受け基礎を構築しました。その後、母校の大学病院で腫瘍・軟部外科の研修医、助手を経て、整形神経専門病院で勤務医として外科の研修を受け、日本獣医麻酔外科学会の小動物外科専門レジデント課程を修了しました。
現代では、言葉を話せない動物はペットではなく、家族の一員、もしくはそれ以上の存在として迎え入れられております。そんな存在の動物たちを病気や怪我の苦痛から開放させてあげることを我々の任務と考え、診察を行っていきます。何がその子達にとって一番いい選択になるのか、飼い主様には分かりやすい説明を大切にし、共に考え、納得していただいた上で治療を行っていきたいと思います。
※お問い合わせの際は、「Caloo(カルー) ペットを見た」とお伝え下さい。
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:30 ~ 12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
※緊急の場合は、診察時間外であっても受付可能な場合もありますので、お問い合わせください。
正確な診療時間は動物病院のHP・電話等でご確認ください。
横浜市青葉区の「青葉どうぶつ医療センター」は、外科を中心に内科、再生医療など幅広い治療を提供している。外科治療を得意とし、各種学会や海外のセミナーなどへ積極的に参加し研鑽を続ける林佑将院長に、犬の前十字靭帯断裂の診断と治療について伺った。
大阪府豊中市に2024年4月に開院した「豊中エニー動物病院」は、腎泌尿器科や腫瘍科など幅広い診療を提供しており、エキゾチックアニマルの積極的な受け入れも特徴だ。日本獣医腎泌尿器学会認定医である福島啓太院長に、慢性腎障害について伺った。
長岡京市にある「乙訓どうぶつ病院」は呼吸器疾患の治療に力を入れている。パグやフレンチブルドッグに好発する短頭種気道症候群は、年齢を重ねるごとに進行する病気である。中森正也院長に、短頭種気道症候群や外鼻孔狭窄、軟口蓋過長の手術について伺った。
大田区の「蒲田どうぶつ医療センター」は、2021年にリニューアルオープンした病院だ。池上で愛されていた「あやべ動物病院」が移転し、さらに高度な医療も提供するようになった。内視鏡検査や外科手術に力をいれる綾部博行院長に同院の特徴を伺った。
中央区月島のアニーマどうぶつ病院では、アトピー性皮膚炎の治療に減感作療法を取り入れている。シャンプー・投薬治療は症状の緩和を目的とするが、減感作療法は根本解決が期待できる。村谷親男院長に皮膚病の治療や減感作療法の進め方について伺った。
良心的医療費のブラックジャック
我が家の黒柴犬はなが肝臓癌と診断されたのは、猛暑の夏でした。
始めは多飲多尿で心配はしていましたが、夏の暑さのせいかなと思っていました。
ある日急にフラフラし始め、急いでかかりつけの病院に行きレントゲンを撮ったところ、右側の肝臓に大きな腫瘍があることがわかりました。
右側でしかも大きな血管を巻...
我が家の黒柴犬はなが肝臓癌と診断されたのは、猛暑の夏でした。
始めは多飲多尿で心配はしていましたが、夏の暑さのせいかなと思っていました。
ある日急にフラフラし始め、急いでかかりつけの病院に行きレントゲンを撮ったところ、右側の肝臓に大きな腫瘍があることがわかりました。
右側でしかも大きな血管を巻き込むような状態で、手術をするとしたらとても難しいとのことで高度医療センターを紹介していただきました。
通院し検査をしましたが、血糖値の数値が悪くて麻酔がかけられずCT検査も出来ないし、この場所の手術は成功例が無く、(手術は成功しても予後が悪く術後3日で亡くなっている)手術は勧めませんと言われてしまいました。
センターに通って既に3週間経ち、いつ破裂してもおかしくないので抱っこは気を付けて下さいと言われました。
高度医療ならなんとかなるという希望が無くなり、心が折れてしまいました。
かかりつけの先生に手術は諦めないといけない事を報告すると、「僕は出来ると思う。うちでは専門の器材が無いので出来ないけど、手術をしてくれる病院を探しましょう!」と励まして下さり病院を書き出していきました。
「そういえば5日程前に開業したとパンフレットが届いた外科専門の個人病院があったのを思い出した。外科専門というのは凄いからすぐ電話してみて」と言われ3日後に予約が出来ました。
先生はすぐに血糖値はなんとでもなりますからとCT検査をして下さり、画像を診て、「絶対大丈夫ではないにしても手術しないと亡くなります。手術しましょう」と言って下さいました。
手術しない方が後悔すると決めていましたので、先生の言葉に感謝しました。
2日後6時間を越える手術は、心配していた出血も他の臓器への癒着も無く無事成功し、取り除かれた腫瘍は握りこぶし2つ分程の1キロの大きさでした。
はなの体重は12キロなので、その大きさに腰が抜けそうになるほどびっくりしました。
手術の説明を聞いて、太い血管を傷つけないように慎重に丁寧に手術して下さったことが伝わりました。
病理組織検査も転移の可能性が低い幹細胞癌で、全て取り除かれたという結果でした。
そして、4日間の入院後無事退院することが出来ました。
病気の発覚、手術しない方が良いと伝えられた時、病院探し、愛知動物外科病院との出会い、先生の言葉、手術の結果、回復の兆し等々まるでジェットコースターに乗っているかのような心の状態でした。
大きな病院はチーム医療で経験からの方針もあります。難しい手術は診断も分かれますし、開腹しないとわからない事もあると思います。
でも、この先生に全てお任せしようと思えたのは「手術しましょう」と前向きに言ってもらえたからでした。
先生はどんな小さな質問にも分かりやすく丁寧に答えて下さり、対応がとても優しいです。
スタッフの方も暖かく接してもらい心から安心出来ました。
面会は毎日行けて、お忙しい中夜はラインではなの様子と画像を送って頂いて、とても嬉しく有りがたかったです。
1度は諦めかけたはなの命が繋がり、感謝という言葉では言い表せない程の気持ちいっぱいです。
今日は(2022/8/17)は手術して1年後の検査日でした。
今まで転移再発も無く「もう大丈夫でしょう」と言って頂き、家族でお祝いします。
これからはなと一緒に一日一日を大切に過ごしていこうと思っています。
本当にありがとうございました。
(スヤスヤ安心熟睡)
(おやつ待ち)