口コミ: 文京区本郷のカメの腎・泌尿器系疾患 1件

ミシシッピアカミミガメ(メスガメ。当時23歳10ヶ月程)が、しばらくエサを食べない症状があり、別の動物病院へ行ったところ、卵づまりとのことでした。数ヶ月通院し、排卵促進剤で少しずつ卵を産んだものの、なかなか良くならず、さらには便秘症状や、むくみまで出てきてしまい…こちらの病院を受診しました。
先生は症状や経過について細かく聞いて下さり(事前にメモを用意した方が良いかもしれません)、腎臓が悪くなりむくみが出ていることがわかり、そちらの治療を優先することとなりました。
爬虫類を専門とする先生なので、カメが脚を引っ込める前に、さっと手で触れて触診できていたりと、とても慣れた様子でした。むくみについては、週に二度抗生物質を注射し、便秘については薬で治療することになりました。
もともと元気で人懐こいはずが、前の病院の通院が長引き、すっかり病院嫌いになったようで、最初は、先生が触れただけでも威嚇するようになったうちのカメでしたが、体調が良くなるにつれてか、次第に威嚇することもなくなり、さらに診察室で先生の飼われているカメさんを見て(先生の後ろ姿と見比べていた！)、カメ好きの良い先生とわかったのでしょう。通院が終わるころは触れてもじっとしているようになりました。
通院して2ヶ月後にはすっかり元気になり、以前のように動き回り、残りの卵も産むことができるまでになりました。エサのあげ方についても、カメ用のエサは栄養価が高いため、(大人のカメなので)与えるのは2日に一度で十分とのアドバイスもいただけました。
それからは病気になる前より元気な様子でした。しかし、それから1年半後、急に元気がなくなってきたため再度受診したところ、少しずつ腎臓・肝臓が悪くなっていたと判明…入院したものの5日後に亡くなってしまいました。
少し前まで元気な様子だったとはいえ、少しずつ悪化していることに気付けなかった後悔しかありませんでした。しかし、先生は「頑張ってくれた」とおっしゃってくださり、信頼できる先生のところで諦めず頑張っていてくれたのだな、と思いました。
こちらのサイトの口コミで言及する方もいましたが、やはり爬虫類の専門の先生は少なく、なかには、爬虫類でもカメについては専門外、という病院もありました。爬虫類を飼われている方は慎重に病院を選んだほうが良いです。しかし、是非こちらの病院をおすすめしたいです。