口コミ: 木田郡三木町池戸のイヌの循環器系疾患 1件
香川県木田郡三木町池戸のイヌを診察する循環器系疾患に関する動物病院口コミ 1件の一覧です。
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四国動物医療センター
(香川県木田郡三木町)
5.0
来院時期: 2022年09月
投稿時期: 2022年09月
2年前の2020年、東京白金台の「ダクタリ動物病院」で診てもらったチワックス「アブちゃん」…
(そのときの感想は、このサイトに書き込んであります)。
あれから香川に転居しました。
東京
(に住んでいたから体調が悪かった…ということでなく、アブちゃんは生まれつき心臓に疾患があったのでは…という話もあったのですが)
から、香川に居を移し…
アブちゃんは、彼の今までの「犬生」でもっとも元気な日々を過ごすことになりました。
ところが…
2022年9月の半ば、突然息が荒くなり、どうみても呼吸困難な様子になってしまった…。
あんなにあった食欲もなくなり、ただただ息が苦しそうで、酸素不足の失神状態になることもあった。
症状発症から、わずか1日で、パンティングのひどい症状。
いつも飲んでいる薬で改善がないものかと一縷の希望のもと、服薬させたりしたが改善もなく。
この日はタイミングが悪く、連休に突入する金曜の深夜、すでに午前2時を回っていた。
ここで病院に行くか行かないか…
家族熟考の結果、四国動物医療センターに駆け込むことに。
病院の留守電に緊急の連絡を入れる形式で、直接電話に出てもらうのではないので、
深夜に初めて電話する際には「大丈夫だろうか?」という不安もあったが、10分もしないうちに当直の看護師のかたから連絡あり。
医師を自宅から呼ぶので、いますぐ連れてきてくださいという話になった。
電話してからここまで1時間
(こちら側が、やはり一度様子を見たいと言って、先生に出院してもらうのを断ったので…)
経過していた。
病院についたらすぐ酸素室、そして、先生到着。
診察の見立ては、2年前の東京でのそれと変わりないものだった
(もちろん、東京での診察や、その後の香川での精密検査の話もした結果でですが)。
そのまま一晩入院、翌日午前中に面会。
その時点では昨日より少し楽そうになってるように見えたアブちゃんに、少し安心した。
しかし、約8時間後…
その日の夕方の面会では、アブちゃんの様子が急変していた。
病院に来る前の、呼吸が相当苦しそうな状態に戻っていた。
先生の意見は、
「麻酔をかけて器官挿管、そうでなければ、このまま薬を投薬だが、おそらく、体力が持たないだろう」
「挿管も、リスクがかなり高く…麻酔をかけて、いまのこの子の心臓が耐えられるか…」
というものだった。
その意見に対し、今回の家族としての結論…「気管挿管をする」とした
(ちなみに、2年前に同じ状況になった際には「挿管はしない」という結論で、そこから奇跡的に戻ってきたアブちゃんだった)。
おそらくはその時点でも、ほとんど「可能性のない治療」をすることになったが、一縷の希望をかけて…
しかしやはり結果は…
挿管(というか麻酔)直後に心臓が止まってしまい、アブちゃんはそのまま息を引き取った。
麻酔が効いた状態での挿管だったので、苦しいことはなかったと思う。
当然、家族は涙に暮れ、亡骸を抱きしめつつ、帰路につきました。
病院を出る際には、病院のスタッフのかたがた全員が入り口まで出てきてくれて、見送ってくれました。
その夜を含めて、二晩家で過ごして、火葬場へ。
心臓(と肺)だけが悪くて、悪化する直前までご飯をがつがつ食べていたほど元気だったので、
亡くなったときもまったく元気なときのままの姿でした。
アブちゃんはきれいなまま、天に召されました。
火葬したその夜。
「花屋ですが、四国動物医療センターからの依頼で、お届け物に伺います」
という電話。「?…」
十数分後に我が家に届いたのはお花。
そこに「アブくん」の文字。
じわっと涙があふれました。
これ、形式上のことかもしれませんが…
この状況でこのようにお気遣いされると、やはりぐっときますね。
たった1日半くらいの入院でのご対応と、最後のお花のなかに、
四国動物医療センターさんの、動物たちへの愛情をとても強く感じました。
三好先生、そして四国動物医療センターのみなさん、本当にありがとうございました。
(そのときの感想は、このサイトに書き込んであります)。
あれから香川に転居しました。
東京
(に住んでいたから体調が悪かった…ということでなく、アブちゃんは生まれつき心臓に疾患があったのでは…という話もあったのですが)
から、香川に居を移し…
アブちゃんは、彼の今までの「犬生」でもっとも元気な日々を過ごすことになりました。
ところが…
2022年9月の半ば、突然息が荒くなり、どうみても呼吸困難な様子になってしまった…。
あんなにあった食欲もなくなり、ただただ息が苦しそうで、酸素不足の失神状態になることもあった。
症状発症から、わずか1日で、パンティングのひどい症状。
いつも飲んでいる薬で改善がないものかと一縷の希望のもと、服薬させたりしたが改善もなく。
この日はタイミングが悪く、連休に突入する金曜の深夜、すでに午前2時を回っていた。
ここで病院に行くか行かないか…
家族熟考の結果、四国動物医療センターに駆け込むことに。
病院の留守電に緊急の連絡を入れる形式で、直接電話に出てもらうのではないので、
深夜に初めて電話する際には「大丈夫だろうか?」という不安もあったが、10分もしないうちに当直の看護師のかたから連絡あり。
医師を自宅から呼ぶので、いますぐ連れてきてくださいという話になった。
電話してからここまで1時間
(こちら側が、やはり一度様子を見たいと言って、先生に出院してもらうのを断ったので…)
経過していた。
病院についたらすぐ酸素室、そして、先生到着。
診察の見立ては、2年前の東京でのそれと変わりないものだった
(もちろん、東京での診察や、その後の香川での精密検査の話もした結果でですが)。
そのまま一晩入院、翌日午前中に面会。
その時点では昨日より少し楽そうになってるように見えたアブちゃんに、少し安心した。
しかし、約8時間後…
その日の夕方の面会では、アブちゃんの様子が急変していた。
病院に来る前の、呼吸が相当苦しそうな状態に戻っていた。
先生の意見は、
「麻酔をかけて器官挿管、そうでなければ、このまま薬を投薬だが、おそらく、体力が持たないだろう」
「挿管も、リスクがかなり高く…麻酔をかけて、いまのこの子の心臓が耐えられるか…」
というものだった。
その意見に対し、今回の家族としての結論…「気管挿管をする」とした
(ちなみに、2年前に同じ状況になった際には「挿管はしない」という結論で、そこから奇跡的に戻ってきたアブちゃんだった)。
おそらくはその時点でも、ほとんど「可能性のない治療」をすることになったが、一縷の希望をかけて…
しかしやはり結果は…
挿管(というか麻酔)直後に心臓が止まってしまい、アブちゃんはそのまま息を引き取った。
麻酔が効いた状態での挿管だったので、苦しいことはなかったと思う。
当然、家族は涙に暮れ、亡骸を抱きしめつつ、帰路につきました。
病院を出る際には、病院のスタッフのかたがた全員が入り口まで出てきてくれて、見送ってくれました。
その夜を含めて、二晩家で過ごして、火葬場へ。
心臓(と肺)だけが悪くて、悪化する直前までご飯をがつがつ食べていたほど元気だったので、
亡くなったときもまったく元気なときのままの姿でした。
アブちゃんはきれいなまま、天に召されました。
火葬したその夜。
「花屋ですが、四国動物医療センターからの依頼で、お届け物に伺います」
という電話。「?…」
十数分後に我が家に届いたのはお花。
そこに「アブくん」の文字。
じわっと涙があふれました。
これ、形式上のことかもしれませんが…
この状況でこのようにお気遣いされると、やはりぐっときますね。
たった1日半くらいの入院でのご対応と、最後のお花のなかに、
四国動物医療センターさんの、動物たちへの愛情をとても強く感じました。
三好先生、そして四国動物医療センターのみなさん、本当にありがとうございました。
動物の種類 | イヌ《雑種 (ミックス)》 | 来院目的 | その他 |
---|---|---|---|
予約の有無 | なし | 来院時間帯 | 深夜 (22-6時) |
待ち時間 | 5分〜10分 | 診察時間 | 30分〜1時間 |
診察領域 | 循環器系疾患 | 症状 | - |
(そのときの感想は、このサイトに書き込んであります)。
あれから香川に転居しました。
東京
(に住んでいたから体調が悪かった…ということでなく、アブちゃんは生まれつき心臓に疾患があったの...