堀井動物病院

保護犬だったうちの子を診てもらってました。持病のフィラリア症を始め、昨夏の譲渡直前にかかった皮膚病、体力低下などの診療と、生活・食事の指導をしていただきました。
特にその後の食中毒の時は血便が止まらずショック状態でしたが、早朝から対応してくださったお蔭で九死に一生を得ました。また何の中毒か、農薬などあらゆる可能性を調べ、説明してくださいました。

機械・器具に頼らない診療、飾らず無駄なことを言わないお人柄に信頼を寄せております。そして膨大な診療経験に裏打ちされた先生の一つ一つの言葉には、診断プラスアルファの深い含蓄を感じます。初めて診ていただいた日にすでにうちの子の性格を見抜いておられた先生には脱帽です。

さて、わたしたち夫婦が転居で堀井先生の元を離れてから三ヶ月後、うちの子がさんぽ中にオオスズメバチに刺されました。
あいにくお盆だったため、転居後にお世話になっていた先生はお休み。ワラにもすがる思いで堀井先生に電話したところ、幸い診療日としておられ、症状を伝えると、まだ早朝で診療時間前だったにも関わらず「連れて来て下さい」と言って下さいました。
車で高速道を含め１時間半走って到着すると、先生はいつもの通り含蓄のある言葉と共に適確な処置をしてくださり、うちの子はショック症状などを発症することなく、すぐに元気になりました。

持病を抱えた子ですが、先生の「黒（黒い犬）は強い」との言葉をいつも励みにしてます。