腎・泌尿器系疾患
犬・猫の腎臓病。間違えやすい病気、症状と治療法
誤診も多い腎臓病は多角的な診断が重要。食事療法や点滴もその子に合わせた治療があります。
診療動物 | イヌ / ネコ / ウサギ / ハムスター / フェレット |
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学位・認定・専門 | JAHA外科認定医 ・ JAHA認定総合臨床医 (学位・認定・専門) |
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:00 ~ 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14:00 ~ 17:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
18:00 ~ 21:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
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診察動物 | イヌ / ネコ |
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得意診察領域 | 歯と口腔系疾患 / 循環器系疾患 / 消化器系疾患 |
飼い主の話を聞き入れない獣医師、その結果…
夜に愛兎がおしりから急に大量の出血をしたので受診しました。
おしりを見ると大きな赤く腫れぼったいものがあり、そこからの出血で、前日におしりを見た時には何もできておらず、「急にこのようなものが現れたこと」を"何度も"獣医師に話しました。
しかし、診察した獣医師は腫瘍ではないかと言い、「前からあ...
夜に愛兎がおしりから急に大量の出血をしたので受診しました。
おしりを見ると大きな赤く腫れぼったいものがあり、そこからの出血で、前日におしりを見た時には何もできておらず、「急にこのようなものが現れたこと」を"何度も"獣医師に話しました。
しかし、診察した獣医師は腫瘍ではないかと言い、「前からあったけれど気づかなかったのでは?」とまで言われました。
そのため、レントゲンを撮ったりしましたが、その間も出血は続いていました。
診察結果の説明も腫瘍であることが前提で、レントゲンでは転移の様子は今のところ見られないこと、細胞診についてなどの説明をうけました。
私の後に来た急患の対応で後回しにされたりしながら診察に3時間ほどかかり、血液検査の結果が貧血ぎみのため入院させた方が良いとのことでしたので入院させました。
翌日早朝、容態が急変したとの連絡があり、急いで向かいましたが愛兎の最期に間に合いませんでした。
そして、前日に腫瘍ではないかと言っていたものは、直腸が体外に出てしまっていたものだと言われました。
直腸を体内におさめた処置を行った後という愛兎のおしりから赤い腫れぼったいものはすっかり無くなっており、いつもの可愛いおしりに戻っていました。
道理で、私が受診の前日に見た時に何もおかしなところが無かったはずです。
「前日まで異常はなかった」との飼い主の話を聞き入れて腫瘍以外の病気の可能性を早くに考えてくれていたら処置も異なり、今頃違った結果になっていたのかもしれないと、どうしても考えてしまいます。
入院前の最後に会った時、出血がひどく辛い中でも牧草を食べて必死に生きようとしていた愛兎の姿が頭から離れません。
症状の原因がはっきりしている場合は大丈夫かもしれませんが、そうではない場合にはお薦めしません。