4.55
8件
大阪府堺市北区長曽根町1197-1-2
イヌ / ネコ
眼科系疾患 / 脳・神経系疾患 / 腫瘍・がん
動物本位のお医者さん
猫の避妊手術をしていただきました。
先生の説明がとても丁寧で、動物本位の治療をまず考えてくださることに、飼い主としてハッとすることがありました。
というのは、以前別の子を別の病院で、避妊手術を受けたことがあります。
その病院は、子猫の体重が2キロになれば、手術が可能で、はやくするほど、子猫のか...
猫の避妊手術をしていただきました。
先生の説明がとても丁寧で、動物本位の治療をまず考えてくださることに、飼い主としてハッとすることがありました。
というのは、以前別の子を別の病院で、避妊手術を受けたことがあります。
その病院は、子猫の体重が2キロになれば、手術が可能で、はやくするほど、子猫のかわいらしさが残ります…というような話でした。
「かわいらしさ」は残ったのかどうかわかりませんが、後年大きな病気をしたりしました。
今回の子も、体重が2キロになったので、北花田どうぶつ病院で手術の相談をすると、「体重が2キロというのは、一応の目安ではあるけれど、月齢的に8か月を過ぎるまで待ったほうがいいです」と言われました。
避妊手術をすると、成長ホルモンが出なくなってしまうので、体の発達には負荷がかかってしまうというお話でした。
とっても納得のできるものでした。人間の都合ではなくて、動物の生活が優先です。
もう一つは、手術後の退院のときです。
雌猫はお腹をなめるので、エリザベスカラーを付けられての退院でしたが、
お迎えにいくと、先生お手製のかわいい退院着を着せてもらっていました。
伸縮のあるニット素材で、その子の体にあわせて、首回りと両腕、両脚がちゃんとでます。
でも、お腹周りはきちんとホールドされていて、自分ではなめられないようになっています。
エリザベスカラーがないので、ストレスもなく、食事もトイレもうまくできました。
先生お手製のこの退院着のおかげで、抜糸までの1週間、
普通の生活を、それでいて安静に過ごすことができました。
写真は少しなめて腕まわりの糸がほつれたところですが、ハサミでカットすると飲み込んだりすることもありませんでした。
動物の生活のことを第一に考えて、いつも治療にあたってくださいます。
手術後の生活はやはり少し太りやすくなるので、食事指導も含めていつも相談にのっていただいています。
(退院着姿)
(退院着姿でご飯を食べているところ)