太田動物クリニック

最後の最後で失敗だったと知りました・・・

10月上旬　９歳の愛犬がふらつきと、転ぶのが見られた為にこことは別にかかり付けの病院があるのですが少しでも早く見てもらいたく当日、夜遅くまで営業しているこちらの病院を選んでしまいました。

最近の生活動作を説明し、”5分くらいの触診で血液検査なし”の”前庭疾患”と言われ注射、それとは別に「目と耳...

10月上旬　９歳の愛犬がふらつきと、転ぶのが見られた為にこことは別にかかり付けの病院があるのですが少しでも早く見てもらいたく当日、夜遅くまで営業しているこちらの病院を選んでしまいました。

最近の生活動作を説明し、”5分くらいの触診で血液検査なし”の”前庭疾患”と言われ注射、それとは別に「目と耳」も異常があるということで各種、薬を１０日分貰いました。命には別状はないとも言われひとまず安心。

数日後、ふらつきだけは徐々に収まってきました。
前庭疾患の主な症状の高齢犬に起こりやすくゲリ、嘔吐が見られる、眼芯など、つらい症状はまったく見られず元気なので安心していましたが、油断は出来ないので薬が飲み終わった１０月下旬、経過診断のため通院。

顔のゆがみは残るかもしれないのですが、今回は目薬のみでした。

しかし次の月の10日、夜3時くらいに具合が悪そうに震えていたので撫でて暖め、収まった為に様子見。
前日の夜まではいつも通り元気だったが、夜中に急に体調が悪くなり、朝は下痢をしてしまいうつむせに。呼ぶと顔は向けるも元気がなく、同日午後3時に病院に行きましたが非常に危険な状態だという事で4本もの注射をして帰宅しました。
ですが、その1時間後に亡くなってしまいました。
その同日、泣きながら亡くなったことを病院に報告しました。
原因不明の急死でした。


※この後からが失敗だったと感じた所です。

多少は落ち着いた5日後、急死の理由が解らず詳しく聞く為、まずは電話。私の苗字とﾍﾟｯﾄの名前を言って挨拶をしたが、誰だかわからない様子・・。今週お世話になったというも、「カルテを見ないと「誰」だかわからない」と言われました・・・。これは非常にショックでした。
ここ最近に3回の通院＋電話も３回以上、5日前には泣きながら報告したにもかかわらずまったく覚えてくれていなかった。
ペットと私に向き合ってくれてたのは錯覚なのか？・・・と、ここにきて怒りと不安、疑いを覚えました。とはいえ、詳しい話を聞くために伺いたいと言うと、来るのはかまわないとのこと。だが、時間の確認を話しているときに電話を切られる・・・。
え？？と思いつつもたまたまと考え、訪問。

それ以外におかしいなと思った所は、
病院：「最初に来たときに脳腫瘍もなくはないです。」
最初に前庭疾患とはっきり診断されたが脳腫瘍の可能性の説明をうけておらず。

病院：「脳の手術をする先生はほとんどいない、脳と心臓はできない。」
このあとネットで調べましたが脳腫瘍手術を成功して延命していた犬は沢山さんいました。

病院：「MRIは全身麻酔をして撮る為、あの時の体力ではもたない。
MRIが出来る病院はここからだと遠い」
慰めにも言い訳にも聞こえたが、せめて1ヶ月前の元気な時や、２回目通院の元気な時にでも教えてくれれば・・・。
今ではすべてが手遅れ・・・。
結局、１ヶ月前に前庭疾患と診断し、その１0日後も病院に来ていたが原因は断定できず。

病気の対応としては他の動物病院の治療方法も似たような対処なのかもしれません。ですが万が一のリスク回避くらいは教えてほしかった。

その後、原因をはっきり知っておきたいと、行きつけだった病院や他の動物病院にも同じ症状を伝え相談に行きました。

結果、両方の病院とも脳腫瘍の可能性が高いとのこと。

前庭疾患と症状が似ているが、前庭疾患とは別の症状を私が説明したのを拾い、１ヶ月前から脳腫瘍の可能性がでていたとのこと。

私が無知であったのは事実で、せめていきつけの病院にセカンドオピニオンを行うべきだったと後悔です。
脳の病気なので今となっては治せたと断定は出来ませんが、病気と余命を知っている上でたくさん出来る事をして、もっと違うお別れが出来たと後悔でたまりません。

近所でも安いという評判はありますが、やはり1人ではその時に必要な引き出しを出すのも限界があります。うっかりしたミスでも指摘する人が居ないのでは、気づけないで終わることもあるかと思います。

私が言うのも今更ですが、最低でもセカンドオピニオンを心がけたほうがよろしいかと思います。

長文にも関わらず、ここまで目を通して頂きましたこと、
ほんとうにありがとうございました。