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東京都世田谷区玉川3-15-15玉川高島屋SC西館2階
イヌ / ネコ
猫 内科
病状が重症化し、ここでしか出来ない検査があるためかかりつけ医からの紹介で来院しました。
研修医単独にて、薬剤投与量のミス(かかりつけ医からの指摘で発覚)、紹介先の資料には一切目を通さず、かかりつけと同じ検査・治療を行い、やっぱり分かりません、全ての検査をして消去法で診断しましょう、とのことでし...
病状が重症化し、ここでしか出来ない検査があるためかかりつけ医からの紹介で来院しました。
研修医単独にて、薬剤投与量のミス(かかりつけ医からの指摘で発覚)、紹介先の資料には一切目を通さず、かかりつけと同じ検査・治療を行い、やっぱり分かりません、全ての検査をして消去法で診断しましょう、とのことでした。一次救急との連携をうたってますが実際は異なりました。重症な猫に片道2時間の移動は苦痛なので、必要な検査がメインの紹介・最低限の来院と伝わっているはずなのですが「うちに通う気はあるんですか?」と。
二次診療なのにおかしな話ですが、たくさんの検査に耐えられる元気な患者でないと、ここの対応では相当衰弱すると思います。
看護師も、何をどう看護しているのかよくわかりませんでした。点滴肢は血がつきっぱなしで三倍近い浮腫でも特に説明もなくそのままでしたし、入院中の様子を聞いても「触らせてくれなくて〜」だけでした。医師、看護師に質問しましたが、刺入肢の異常や休息状況だけでなく、今回の病状把握に必要な排泄回数や食事量すら観察していませんでした。
入院中の二泊三日、食事は置きっ放し、ペットシーツも毎回汚れており掃除もしてなさそう、アセスメントどころか観察もしていない、私達が面会に行っても情報収集されませんでした。
あまりの放置加減にびっくりして聞いたら、「動物看護師は国家資格じゃないし、そういうところまで看ないこともある」と。
自宅では一切自力摂取できなかったので、肝リピのリスクも考慮し強制給餌をしていたのですが、入院中は暴れるからと、猫なのに二泊三日一切給餌なしでした。それもこちらから聞いて明らかになりました。もちろん、強制給餌のこと、人見知りが強いことは家族から再三伝えた上での入院で、「(給餌や検査など)無理そうだったり何かあればすぐ電話します」と言われて、お願いして帰りました。
あまりの衰弱っぷりに3日目に無理に連れて帰ったのですが、その日も医師は入院を勧めてました。
これだけ口コミが良いので、外科の腕は良いのかもしれません。医師単体では「医療者として良い人だろうな」って方もいましたし、研修医も研修中ですから、不十分なのは普通だと思います。それを放置して十分なフォローをしない病院の方針や体制、「私達は一切悪くない」という上層部の考え方が本当に良くないと思います。
私自身、対人間の医療者ですので、口を挟みすぎる患者家族とは、やり辛いという気持ちもわかります。ですが、納得のいく説明・検査・治療・ICをして頂ければ、こんなに口を挟みません。
無理矢理退院させた日、自宅でよく見たら、鼻血の形跡があり、顎に謎の塊が付着していました。何度か通院治療し、結果失明してしまいました。
説明はもちろんありません。こちらでの推測を伝えても伝わりませんでした。失明のための検査も入院費とは別に、8万円かかりました。失明以外の検査で何度か通院したので総額はもっとかかってます。お金がいくらかかろうとそれで少しでも軽快してくれるなら良いのですが…
壁を向いて座る子を見て、本当に取り返しのつかない申し訳ないことをしてしまったと自責の念しかありません。
動物は言葉を話せません。法律にも守られてません。獣医療は人間ほど発達・解明しておらず、疾患・治療もデータが少なく確立されてないものが多いため、まだまだ手探りの部分が大きいようです。
治療や病気においても飼い主がきちんと把握して、代弁してあげないと守ることはできません。
皆さまのご家族様が、どうか良い方向に向かいますようお祈り申し上げます。
最後に、書きたいことはもっとあるのですが、承認されませんでした。
星1にしなかった理由は、どんなに対立しても最後まで突き放すことなく声をかけてくれた医師もいたからです。獣医療の世界がもっと明るくなりますように。