口コミ: 姫路市の動物病院 130件
兵庫県姫路市の動物病院口コミ 130件の一覧です。
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アップル動物病院
(兵庫県姫路市)
5.0
来院時期: 2023年08月
投稿時期: 2023年08月
トイプー10歳の足が立たなくなり 今通っている病院ではなく 口コミの良い病院へと、到着したのが診察開始時間3分過ぎ早くも沢山の人 わんちゃん、猫ちゃんが来てましたが 思ったより早く診て頂き検査も早く的確な説明も頂き 口コミ通り それ以上で良かったです。初めてでしたが受付の方の笑顔にほっとしました。
これからは予防接種もアップルさんにお願いしたいと思います。
これからは予防接種もアップルさんにお願いしたいと思います。
動物の種類 | イヌ《純血》 | 来院目的 | その他 |
---|---|---|---|
予約の有無 | あり | 来院時間帯 | 日中 (9-18時) |
待ち時間 | 15分〜30分 | 診察時間 | 5分〜10分 |
診察領域 | 整形外科系疾患 | 症状 | けいれんする/ふるえる |
病名 | 椎間板ヘルニア | ペット保険 | - |
料金 | - | 来院理由 | Webで知った (当サイト以外) |
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姫路動物病院
(兵庫県姫路市)
5.0
来院時期: 2023年06月
投稿時期: 2023年08月
10年以上前から通わせていただいている病院です。
先生もスタッフの方もとても親切で相談しやすく、何か気になる事があったらいつも相談させて頂いています。
忙しい時でも嫌な顔ひとつせずいつも丁寧に答えてくださいます。
毎年健康診断に行ってますが、検査内容を詳しく説明していただけるので安心してお任せできる病院だと思います。
これからもニャンコちゃん共々宜しくお願いします🙇♂️
先生もスタッフの方もとても親切で相談しやすく、何か気になる事があったらいつも相談させて頂いています。
忙しい時でも嫌な顔ひとつせずいつも丁寧に答えてくださいます。
毎年健康診断に行ってますが、検査内容を詳しく説明していただけるので安心してお任せできる病院だと思います。
これからもニャンコちゃん共々宜しくお願いします🙇♂️
動物の種類 | ネコ | 来院目的 | 健康診断(動物ドッグ含む) |
---|---|---|---|
予約の有無 | なし | 来院時間帯 | - |
待ち時間 | 15分〜30分 | 診察時間 | - |
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姫路動物病院
(兵庫県姫路市)
5.0
来院時期: 2023年
投稿時期: 2023年06月
1年半ほど前から通わせていただいております。
先生は親切に診察してくださいますし、スタッフさんの対応もとても気持ち良いです。
待ち合い室もとても過ごしやすくて、いつもお菓子を買おうかどうか迷ってしまいます。
たまにお見かけする薬屋さん?にも丁寧に対応されておられるので、スタッフ教育が行き届いている病院だなと感心させられ、自身も見習わなくてはと思ってしまいます。
トリミングも丁寧なのでまた利用したいです。
先生は親切に診察してくださいますし、スタッフさんの対応もとても気持ち良いです。
待ち合い室もとても過ごしやすくて、いつもお菓子を買おうかどうか迷ってしまいます。
たまにお見かけする薬屋さん?にも丁寧に対応されておられるので、スタッフ教育が行き届いている病院だなと感心させられ、自身も見習わなくてはと思ってしまいます。
トリミングも丁寧なのでまた利用したいです。
動物の種類 | イヌ《雑種 (ミックス)》 | 来院目的 | 健康診断(動物ドッグ含む) |
---|---|---|---|
予約の有無 | なし | 来院時間帯 | 日中 (9-18時) |
待ち時間 | 10分〜15分 | 診察時間 | 5分〜10分 |
診察領域 | 循環器系疾患 | 症状 | - |
料金 | - | 来院理由 | 当サイト(Calooペット)で知った |
3人中
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別所どうぶつ病院
(兵庫県姫路市)
5.0
来院時期: 2023年03月
投稿時期: 2023年03月
5歳のビーグルです。
突然の下半身麻痺と、意識がボーッとして他院の夜間急病を受診したがモヤモヤして納得出来ず、長い夜を過ごしました。
翌朝こちらの診察を受けて、丁寧に話を聴いて頂き、一つ一つ説明下さいました。検査もエコーだけ。そのエコーも分かりやすくタブレットで説明頂きました。
投薬も分かりやすく小分け下さり間違えずにすみました。
先生のお話の通りに症状が改善してゆき、不安は小さくなりました。
本日、再診で多分大丈夫ですと言われて心から安堵出来ました。
ネット予約の症状入力も、目を通して下さり、先生も、スタッフさんも同じ情報を持って関わって下さってるのがとても安心出来ます。
信頼出来る病院です。
これからも宜しくお願いします。
突然の下半身麻痺と、意識がボーッとして他院の夜間急病を受診したがモヤモヤして納得出来ず、長い夜を過ごしました。
翌朝こちらの診察を受けて、丁寧に話を聴いて頂き、一つ一つ説明下さいました。検査もエコーだけ。そのエコーも分かりやすくタブレットで説明頂きました。
投薬も分かりやすく小分け下さり間違えずにすみました。
先生のお話の通りに症状が改善してゆき、不安は小さくなりました。
本日、再診で多分大丈夫ですと言われて心から安堵出来ました。
ネット予約の症状入力も、目を通して下さり、先生も、スタッフさんも同じ情報を持って関わって下さってるのがとても安心出来ます。
信頼出来る病院です。
これからも宜しくお願いします。
動物の種類 | イヌ | 来院目的 | 通院 |
---|---|---|---|
予約の有無 | あり | 来院時間帯 | 日中 (9-18時) |
待ち時間 | 3分未満 | 診察時間 | 30分〜1時間 |
診察領域 | 整形外科系疾患 | 症状 | 歩き方がおかしい |
病名 | 椎間板ヘルニア | ペット保険 | - |
料金 | 880円 (備考: 初診は2000円位だった) | 来院理由 | 元々通っていた |
7人中
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姫路動物病院
(兵庫県姫路市)
5.0
来院時期: 2023年
投稿時期: 2023年01月
不治の病から治る病へ
猫伝染性腹膜炎の治療は姫路動物病院へ
生後約4ヶ月の猫ちゃんを我が家で新しく迎えました。
それから2週間も経過しない内に様子がおかしくなり、最寄りの病院で診てもらうと猫伝染性腹膜炎と診断。
胸水が貯留しているため呼吸が困難で、いつ亡くなってもおかしくないと宣告され、その状況に愕然となりました。
何度か胸に貯まった水を抜いてもらいましたが、数日経つと再び胸水が貯まって、たちまち元気が失くなってきます。
猫伝染性腹膜炎。
通称FIP。
猫の病気では不治の病と呼ばれているそうです。
最寄りの病院では貯まった水を抜くなどの延命処置を施していただけるものの、治療は不可能ということでした。
いわゆる「ペットショップ」と呼ばれる施設で生体を購入したのは初めて。
自宅の庭に迷い込んで来たわけでもなければ、知人の紹介で里親になったわけでもありません。
ケース越しに「この子がいい」と自分自身でちゃんと選んで決めました。
それなのに自らの手で死に至らしめないといけない事を想像するだけで胸が張り裂ける気持ちになったことを記憶しています。
「本当に治らないのだろうか…」
半ばあきらめに近い気持ちを抱きながらFIPについて調べることに。
いろいろな情報が飛び交うなか、最近では治療が可能かもしれないという情報も。
しかし動物病院は数多くあれど、FIPに関して診療実績がある病院は日本では数えるくらいしかありません。
それほど難病であることと、FIPを発症する可能性自体かなり低いことから、対応している病院も少ないのかもしれません。
ただ発症するとかなり致死率が高い病気であり、発症する時期も免疫力が不安定な子猫の期間や老齢猫。
残念ながら、この度迎え入れた猫ちゃんとその飼い主である自分は、稀に発症する少数側の立場になった、というわけです。
自分の住まいは兵庫県でも西側の播磨地方。
治療に踏み切るとなれば、大阪や広島、遠くは関東圏、あるいは九州など、遠方へ出向くことにもなるのだろうか、などと調べていると、お隣の市である姫路市にFIPに対応している病院があることがわかりました。
生死を争う状況で、移動による猫ちゃんのストレスを最小限にできます。
安楽死か治療に踏み切るのか…
飼い主さんの選択が求められる病だと思います。
なぜなら、治療法があるとはいえ、症状によっては猫ちゃんにとって辛い治療になるかもしれませんし、そのことなども含めて、できる限り楽な状態で「看取る」ということも飼い主さんの責任の果たし方のひとつだからです。
どちらにせよ目の前の猫に「どうしたいの?」「どう考えているの?」と尋ねても理解できる言葉は返ってきません。
飼い主である自分がどう向き合えばよいのか。
ただ、以前なら「死を迎えるのみ」しか選択の余地がなかったことを考えると、いま現在、選択肢があるだけでも有難いことではないでしょうか。
今回、「もうすこし、この子と一緒にいたいな。」という自分自身の身勝手な思いから治療に踏み切ることにしました。
不治の病から治る病へと、それまでにない新しい常識に向けて名乗りを挙げている姫路動物病院へコンタクトを取ることにしました。
2022年の9月22日
仕事先からお昼休み中、電話にて病院へ初めての連絡を。
「FIPの治療について相談したいのですが」と問い合わせたところ、スタッフの方に応対して頂いて、「後ほど医院長から直接連絡いたします。」とのこと。
ほどなくして医院長の林先生からご連絡を頂きました。
22日のお昼に連絡を入れて、翌日が祝日のため自分も仕事をお休みさせて、次の日の23日にでも病院へ伺う心構えでしたが、林先生は「FIPは時間が勝負です。」とのことで、その日の夜21時に病院へ伺うことに。
祝日や日曜日に診察されているだけでも有難いのですが、遅い時間帯からも対応して頂けることに驚きました。
ファーストコンタクトでは、自分が耳を患っているため難聴気味だと伝えたところ、先生は大きな声でハッキリとした口調で対応して頂きました。
FIPという病気についての説明や治療にあたってのリスク、金銭面なども丁寧にご説明頂きました。
取り扱う薬についても説明がありましたし、こちらの質問にも対応して頂きました。
お互いの意思を確認した上で、FIPの治療をスタートすることに。
初診の段階でFIP混合タイプ早期〜中期というステージでのスタートでした。
発熱や胸水貯留という症状のほか、姫路動物病院での検査により腎臓やリンパの腫れも発覚。
ここからまず、約2ヶ月半から3ヶ月間の投薬期間がスタートします。
林先生が言われる「FIPは時間が勝負」
治療スタートからの最初の1週間が非常に重要とのことでした。
そのため治療開始から最初の1週間は同じ時間に病院へ通います。
基本的にFIPは感染病ですから、通常の診察時間が終了し、除菌対策を行ったあとでの診察、検査になります。
どっぷりと陽が暮れてから病院へ伺うため、ほんのり灯った院内へ通うのは、さながら隠れ家的なバーへ足を運ぶような雰囲気でもあり、遅い時間帯からご対応頂けることに頭が下がる思いでした。
毎日決まった時間に決まった治療薬を投与。
薬のタイプもはじめの1週間は、速効性のあるリキッドタイプのものを皮下注射により投与します。
そのほかに、朝と夜2回に分けて、造血剤や食欲増進剤などが混合されているカプセルや、免疫細胞が集中している腸内の環境を整えるためのサプリメントなどを服用します。
免疫力がまだ不安定な子猫が、病と闘うための身体の環境を少しでも整えてやる必要があります。
その最初の段階目安になるのが発熱。
検温はそのための、まずは最初の重要な指針です。
まずは熱が下がること。
猫に対して確実な検温方法はお尻の穴に検温計を入れて測定します。
検温で使用するのはデジタルより正確な水銀タイプ。
幸いこの度の治療では通院2日目には平熱に。
薬やカプセルの効果を最初に実感できた瞬間でした。
また、検査にあたり印象的だったのは、飼い主である自分も検査に直接立ち合うことでした。
補助的な検査作業も行います。
獣医師さんやスタッフの方々と共に作業することで、あくまで患者は猫ちゃんであって、自分自身は患者側の立場ではないという当事者意識や闘病する猫ちゃんと向き合う真摯な姿勢を学んだように思います。
そして自分自身一番気がかりだったのが、胸水貯留の症状です。
姫路動物病院へ伺う前日に最寄りの病院からの検査結果でFIPの可能性が非常に高いことを知るわけですが、その日の朝、貯まった胸水を1150cc抜いて頂いていました。
その翌日から姫路動物病院へお世話なるのですが、今後いつ胸水が貯まって、呼吸困難に陥るのか気がかりでなりません。
姫路動物病院での検査にはレントゲン撮影も実施します。
撮影された肺の写真を確認すると、既に貯まった水でほとんど肺が白色に覆われています。
それまでであれば貯まった水を抜くという処置だったのですが、FIPの治療をスタートして三日目くらいだったでしょうか、自分が「胸水は大丈夫でしょうか?」と訊ねると「貯まってますね」と。
圧巻だったのは、その貯まった水を抜かない選択があることでした。
呼吸が苦しそうな様子ではあったのですが、だからと言って貯まった胸水を抜くことにもリスクがあるようで、それまでの病院であれば延命処置で胸水を抜き、一時的に元気になってはいましたが、根本的な病状を解決できたわけではありません。
治療に向けての診断となると、貯まった水も抜かないのです。
誤解があるといけないので申し上げておきますが、FIPの症状もそれぞれで個体差があります。
あくまで自分の経験談になりますから、全てにおいての対応が先述したような対応というわけではありません。
それこそ全身にわたるウィルス性の感染病ですから、症状は多岐にわたりますし、それぞれの経過や症状に合わせた診断や治療になることをご理解ください。
実際、胸水貯留について林先生からも「明日も苦しそうだと貯まった胸水を抜きましょう」とお声掛けも頂きました。
入院ではなく夜間に通院していますから、自宅に戻れば自分が猫ちゃんの様子を注意深く観察しておくほかありません。
そのため、様子がおかしければコンタクトできるように、林先生とはオンラインでもご対応頂きました。
結局、最後まで胸水を抜くことはなく、治療と投薬を進めていく過程で理想的に胸水貯留の症状も改善していくことになります。
あの診断はFIP治療の実績がなければできないと、肌身で感じたものでした。
また、治療にあたり自宅でも行うことが。
猫ちゃんの様子をうかがうのはもちろん、先述した朝夕2回のカプセルやサプリメントの服用。
そして、ご飯については貧血予防のため数十種類以上のフードを用意して食べさせること。
お皿が空けば新しくご飯を入れ替える必要が。
種類が豊富な分、品を揃えたり、お皿を洗っては取り替えたりと準備も大変かもしれませんが、猫ちゃんの好みのフードタイプや好きな味付けが段々とわかってきます。
「この系統はちゃんと食べるな」ということを把握しておくことで食欲が無いのか、または味付けが好みではないだけなのか、という判断材料にもなります。
食欲の有無は健康状態を把握する重要な要因ですから猫ちゃんの食の好みを把握することはとても有効です。
また、薬の種類や自宅での猫ちゃんへの投薬方法ですが、ウィルス性の感染病に対しての薬については、国内で承認されている薬もあれば、日本では未承認の薬の取り扱いもあります。
それぞれFIPの進行状況や症状、金銭的な問題など、ムンテラの際に相談にのって頂けます。
今回は、治療をスタートして最初の1週間はリキッドタイプの薬を注射にて。
注射は皮下注射になるとのことで、自分の場合は自宅からの通院圏内になるため初診から最初の1週間は通院して先生に注射を打って頂きました。
その後は経過をみながら錠剤タイプになるため、自宅での服用。
胃や腸から薬の効用を促すことになります。
胃や腸からの吸収を良くするために薬を服用する前後の時間が絶食タイムに。
ワンちゃんや猫ちゃんにカプセルや錠剤を服用させたご経験がある方も少なくないと思いますが、一番いいのはご飯と一緒に薬も服用してくれるのが飼い主さんにとっても動物にとってもストレスレスなのかなと。
ただ今回は絶食の時間を設けてあるため、どうしても錠剤を単体で直接動物の口から投与させてやる必要があります。
これがやってみると最初は、なかなか難しい。
ただ、この経口投薬の方法を習得しなければ毎日決まった時間に特効性のある錠剤を服用させることができません。
この経口投薬の正しいやり方も、姫路動物病院ではとても丁寧に直接ご指導頂けます。
自分の場合はワンちゃんの人形を貸して頂き、自宅でもイメージトレーニングすることができました。
動画などでも人それぞれのやり方が紹介されているようですが、獣医師の先生の経口投薬の方法ほど間違いのない方法はありません。
練習の甲斐があって、今では一人でも経口投薬できるようになりました。
いろいろ注意点がありますから、これを読んで頂いてる方で気になる方がおられるようでしたら、是非、獣医師の先生にご相談頂ければと思います。
おしっこの色やうんちの状態も猫ちゃんの健康状態を把握する上で重要です。
そのため、猫砂についてはそれまで木製のチップタイプを採用していましたが、林先生の薦めもあり、白い紙製のものを使用するようになりました。
おしっこの色で健康状態を可視化するためです。
うんちについてはこれも興味深いのですが、柔らかバナナを100点とするという基準に、排泄したうんちを飼い主さんが自ら判断して点数をつけるというもの。
大変興味深いやり方です。
「柔らかバナナが100点」という制約から、飼い主が猫ちゃんのうんちに点数をつける。
飼い主さんの主体的な視点や姿勢が要求されます。
万が一、下痢や嘔吐などがあるようなら、オンラインで報告。
状況や様子をみながら、頓服薬や生体の環境を確認し、室温や湿度、温度管理の状況などのやりとりや時にアドバイスを頂きます。
「主体的な視点。」
このあたりに自分は、この病院の理念やコンセプトと呼ばれるものがあるように思えてなりません。
飼い主さんも検査台がある院内へ入って検査作業に立ち会うこと。
飼い主自らが猫ちゃんのうんちに点数をつける。
FIPという難病に治療実績を積み重ねていこうとする病院のスタンス。
それだけに主体的な飼い主さんからの情報が重要になってくるのでしょうし、闘病する目の前の動物に向き合う真摯な姿勢が飼い主さんにも要求されることのように思います。
治らない病から治療できる病へ。
少なくともこの病院はそのことを実践し、キャリアを構築しておられます。
現に僕の猫は今では元気に走り回っています。
別の病院では「もういつ亡くなってもおかしくですから、夕方面会に来てやってください。」というお声掛けもありました。
兵庫県には2つ、FIPの診療窓口を設けた病院があります。
そのうちのひとつが姫路動物病院です。
「FIPの治療実績がある」
それだけでもこの病院の存在意義は大きい。
「それまでにない価値観」「新しい常識をつくる」と言葉にすると少々大袈裟かもしれませんが、新しくワンちゃんや猫ちゃんを家族に迎えたり、お世話をしたりということはどういうことになるでしょうか。
「一歩踏み出す」ことが、病院のスタンスと共感できるところも多々あるはずです。
地域によって、距離の問題や最寄りの動物病院との関係性を育んでおられる方々もいらっしゃると思います。
現に自分の猫ちゃんも最寄りの病院で、延命処置を施していただいて命が繋がりました。
ただFIPについてはこのあたりだと姫路動物病院しかありません。
地域の動物病院がそれぞれ協力、共生しあうことで、我々のような、動物を世話したり、保護されている方々にとっても、より良い環境づくりにつながるのではないかと考えますがどうでしょうか。
今やほとんどの猫が保有していると言われる猫コロナウィルス。
その95%は無症状に近いなか、僕の猫はFIPを発症しました。
けれど治療の甲斐があって、いまは寛解するにいたっています。
林先生には、FIPの診療窓口を設けて頂いた、その決定に本当に感謝しています。
いまは投薬期間が終わり、経過観察中です。
まだまだ再発のリスクなど安心はできません。
そのためにも姫路動物病院が無くてはとても困ります。
もしFIPについて姫路動物病院へご相談されたい方がいらっしゃるようであれば、一秒でも早く、ご相談されることをお薦めいたします。
どうか不治の病から治る病へ
より良い方向へ向かうことを願っています。
猫伝染性腹膜炎の治療は姫路動物病院へ
生後約4ヶ月の猫ちゃんを我が家で新しく迎えました。
それから2週間も経過しない内に様子がおかしくなり、最寄りの病院で診てもらうと猫伝染性腹膜炎と診断。
胸水が貯留しているため呼吸が困難で、いつ亡くなってもおかしくないと宣告され、その状況に愕然となりました。
何度か胸に貯まった水を抜いてもらいましたが、数日経つと再び胸水が貯まって、たちまち元気が失くなってきます。
猫伝染性腹膜炎。
通称FIP。
猫の病気では不治の病と呼ばれているそうです。
最寄りの病院では貯まった水を抜くなどの延命処置を施していただけるものの、治療は不可能ということでした。
いわゆる「ペットショップ」と呼ばれる施設で生体を購入したのは初めて。
自宅の庭に迷い込んで来たわけでもなければ、知人の紹介で里親になったわけでもありません。
ケース越しに「この子がいい」と自分自身でちゃんと選んで決めました。
それなのに自らの手で死に至らしめないといけない事を想像するだけで胸が張り裂ける気持ちになったことを記憶しています。
「本当に治らないのだろうか…」
半ばあきらめに近い気持ちを抱きながらFIPについて調べることに。
いろいろな情報が飛び交うなか、最近では治療が可能かもしれないという情報も。
しかし動物病院は数多くあれど、FIPに関して診療実績がある病院は日本では数えるくらいしかありません。
それほど難病であることと、FIPを発症する可能性自体かなり低いことから、対応している病院も少ないのかもしれません。
ただ発症するとかなり致死率が高い病気であり、発症する時期も免疫力が不安定な子猫の期間や老齢猫。
残念ながら、この度迎え入れた猫ちゃんとその飼い主である自分は、稀に発症する少数側の立場になった、というわけです。
自分の住まいは兵庫県でも西側の播磨地方。
治療に踏み切るとなれば、大阪や広島、遠くは関東圏、あるいは九州など、遠方へ出向くことにもなるのだろうか、などと調べていると、お隣の市である姫路市にFIPに対応している病院があることがわかりました。
生死を争う状況で、移動による猫ちゃんのストレスを最小限にできます。
安楽死か治療に踏み切るのか…
飼い主さんの選択が求められる病だと思います。
なぜなら、治療法があるとはいえ、症状によっては猫ちゃんにとって辛い治療になるかもしれませんし、そのことなども含めて、できる限り楽な状態で「看取る」ということも飼い主さんの責任の果たし方のひとつだからです。
どちらにせよ目の前の猫に「どうしたいの?」「どう考えているの?」と尋ねても理解できる言葉は返ってきません。
飼い主である自分がどう向き合えばよいのか。
ただ、以前なら「死を迎えるのみ」しか選択の余地がなかったことを考えると、いま現在、選択肢があるだけでも有難いことではないでしょうか。
今回、「もうすこし、この子と一緒にいたいな。」という自分自身の身勝手な思いから治療に踏み切ることにしました。
不治の病から治る病へと、それまでにない新しい常識に向けて名乗りを挙げている姫路動物病院へコンタクトを取ることにしました。
2022年の9月22日
仕事先からお昼休み中、電話にて病院へ初めての連絡を。
「FIPの治療について相談したいのですが」と問い合わせたところ、スタッフの方に応対して頂いて、「後ほど医院長から直接連絡いたします。」とのこと。
ほどなくして医院長の林先生からご連絡を頂きました。
22日のお昼に連絡を入れて、翌日が祝日のため自分も仕事をお休みさせて、次の日の23日にでも病院へ伺う心構えでしたが、林先生は「FIPは時間が勝負です。」とのことで、その日の夜21時に病院へ伺うことに。
祝日や日曜日に診察されているだけでも有難いのですが、遅い時間帯からも対応して頂けることに驚きました。
ファーストコンタクトでは、自分が耳を患っているため難聴気味だと伝えたところ、先生は大きな声でハッキリとした口調で対応して頂きました。
FIPという病気についての説明や治療にあたってのリスク、金銭面なども丁寧にご説明頂きました。
取り扱う薬についても説明がありましたし、こちらの質問にも対応して頂きました。
お互いの意思を確認した上で、FIPの治療をスタートすることに。
初診の段階でFIP混合タイプ早期〜中期というステージでのスタートでした。
発熱や胸水貯留という症状のほか、姫路動物病院での検査により腎臓やリンパの腫れも発覚。
ここからまず、約2ヶ月半から3ヶ月間の投薬期間がスタートします。
林先生が言われる「FIPは時間が勝負」
治療スタートからの最初の1週間が非常に重要とのことでした。
そのため治療開始から最初の1週間は同じ時間に病院へ通います。
基本的にFIPは感染病ですから、通常の診察時間が終了し、除菌対策を行ったあとでの診察、検査になります。
どっぷりと陽が暮れてから病院へ伺うため、ほんのり灯った院内へ通うのは、さながら隠れ家的なバーへ足を運ぶような雰囲気でもあり、遅い時間帯からご対応頂けることに頭が下がる思いでした。
毎日決まった時間に決まった治療薬を投与。
薬のタイプもはじめの1週間は、速効性のあるリキッドタイプのものを皮下注射により投与します。
そのほかに、朝と夜2回に分けて、造血剤や食欲増進剤などが混合されているカプセルや、免疫細胞が集中している腸内の環境を整えるためのサプリメントなどを服用します。
免疫力がまだ不安定な子猫が、病と闘うための身体の環境を少しでも整えてやる必要があります。
その最初の段階目安になるのが発熱。
検温はそのための、まずは最初の重要な指針です。
まずは熱が下がること。
猫に対して確実な検温方法はお尻の穴に検温計を入れて測定します。
検温で使用するのはデジタルより正確な水銀タイプ。
幸いこの度の治療では通院2日目には平熱に。
薬やカプセルの効果を最初に実感できた瞬間でした。
また、検査にあたり印象的だったのは、飼い主である自分も検査に直接立ち合うことでした。
補助的な検査作業も行います。
獣医師さんやスタッフの方々と共に作業することで、あくまで患者は猫ちゃんであって、自分自身は患者側の立場ではないという当事者意識や闘病する猫ちゃんと向き合う真摯な姿勢を学んだように思います。
そして自分自身一番気がかりだったのが、胸水貯留の症状です。
姫路動物病院へ伺う前日に最寄りの病院からの検査結果でFIPの可能性が非常に高いことを知るわけですが、その日の朝、貯まった胸水を1150cc抜いて頂いていました。
その翌日から姫路動物病院へお世話なるのですが、今後いつ胸水が貯まって、呼吸困難に陥るのか気がかりでなりません。
姫路動物病院での検査にはレントゲン撮影も実施します。
撮影された肺の写真を確認すると、既に貯まった水でほとんど肺が白色に覆われています。
それまでであれば貯まった水を抜くという処置だったのですが、FIPの治療をスタートして三日目くらいだったでしょうか、自分が「胸水は大丈夫でしょうか?」と訊ねると「貯まってますね」と。
圧巻だったのは、その貯まった水を抜かない選択があることでした。
呼吸が苦しそうな様子ではあったのですが、だからと言って貯まった胸水を抜くことにもリスクがあるようで、それまでの病院であれば延命処置で胸水を抜き、一時的に元気になってはいましたが、根本的な病状を解決できたわけではありません。
治療に向けての診断となると、貯まった水も抜かないのです。
誤解があるといけないので申し上げておきますが、FIPの症状もそれぞれで個体差があります。
あくまで自分の経験談になりますから、全てにおいての対応が先述したような対応というわけではありません。
それこそ全身にわたるウィルス性の感染病ですから、症状は多岐にわたりますし、それぞれの経過や症状に合わせた診断や治療になることをご理解ください。
実際、胸水貯留について林先生からも「明日も苦しそうだと貯まった胸水を抜きましょう」とお声掛けも頂きました。
入院ではなく夜間に通院していますから、自宅に戻れば自分が猫ちゃんの様子を注意深く観察しておくほかありません。
そのため、様子がおかしければコンタクトできるように、林先生とはオンラインでもご対応頂きました。
結局、最後まで胸水を抜くことはなく、治療と投薬を進めていく過程で理想的に胸水貯留の症状も改善していくことになります。
あの診断はFIP治療の実績がなければできないと、肌身で感じたものでした。
また、治療にあたり自宅でも行うことが。
猫ちゃんの様子をうかがうのはもちろん、先述した朝夕2回のカプセルやサプリメントの服用。
そして、ご飯については貧血予防のため数十種類以上のフードを用意して食べさせること。
お皿が空けば新しくご飯を入れ替える必要が。
種類が豊富な分、品を揃えたり、お皿を洗っては取り替えたりと準備も大変かもしれませんが、猫ちゃんの好みのフードタイプや好きな味付けが段々とわかってきます。
「この系統はちゃんと食べるな」ということを把握しておくことで食欲が無いのか、または味付けが好みではないだけなのか、という判断材料にもなります。
食欲の有無は健康状態を把握する重要な要因ですから猫ちゃんの食の好みを把握することはとても有効です。
また、薬の種類や自宅での猫ちゃんへの投薬方法ですが、ウィルス性の感染病に対しての薬については、国内で承認されている薬もあれば、日本では未承認の薬の取り扱いもあります。
それぞれFIPの進行状況や症状、金銭的な問題など、ムンテラの際に相談にのって頂けます。
今回は、治療をスタートして最初の1週間はリキッドタイプの薬を注射にて。
注射は皮下注射になるとのことで、自分の場合は自宅からの通院圏内になるため初診から最初の1週間は通院して先生に注射を打って頂きました。
その後は経過をみながら錠剤タイプになるため、自宅での服用。
胃や腸から薬の効用を促すことになります。
胃や腸からの吸収を良くするために薬を服用する前後の時間が絶食タイムに。
ワンちゃんや猫ちゃんにカプセルや錠剤を服用させたご経験がある方も少なくないと思いますが、一番いいのはご飯と一緒に薬も服用してくれるのが飼い主さんにとっても動物にとってもストレスレスなのかなと。
ただ今回は絶食の時間を設けてあるため、どうしても錠剤を単体で直接動物の口から投与させてやる必要があります。
これがやってみると最初は、なかなか難しい。
ただ、この経口投薬の方法を習得しなければ毎日決まった時間に特効性のある錠剤を服用させることができません。
この経口投薬の正しいやり方も、姫路動物病院ではとても丁寧に直接ご指導頂けます。
自分の場合はワンちゃんの人形を貸して頂き、自宅でもイメージトレーニングすることができました。
動画などでも人それぞれのやり方が紹介されているようですが、獣医師の先生の経口投薬の方法ほど間違いのない方法はありません。
練習の甲斐があって、今では一人でも経口投薬できるようになりました。
いろいろ注意点がありますから、これを読んで頂いてる方で気になる方がおられるようでしたら、是非、獣医師の先生にご相談頂ければと思います。
おしっこの色やうんちの状態も猫ちゃんの健康状態を把握する上で重要です。
そのため、猫砂についてはそれまで木製のチップタイプを採用していましたが、林先生の薦めもあり、白い紙製のものを使用するようになりました。
おしっこの色で健康状態を可視化するためです。
うんちについてはこれも興味深いのですが、柔らかバナナを100点とするという基準に、排泄したうんちを飼い主さんが自ら判断して点数をつけるというもの。
大変興味深いやり方です。
「柔らかバナナが100点」という制約から、飼い主が猫ちゃんのうんちに点数をつける。
飼い主さんの主体的な視点や姿勢が要求されます。
万が一、下痢や嘔吐などがあるようなら、オンラインで報告。
状況や様子をみながら、頓服薬や生体の環境を確認し、室温や湿度、温度管理の状況などのやりとりや時にアドバイスを頂きます。
「主体的な視点。」
このあたりに自分は、この病院の理念やコンセプトと呼ばれるものがあるように思えてなりません。
飼い主さんも検査台がある院内へ入って検査作業に立ち会うこと。
飼い主自らが猫ちゃんのうんちに点数をつける。
FIPという難病に治療実績を積み重ねていこうとする病院のスタンス。
それだけに主体的な飼い主さんからの情報が重要になってくるのでしょうし、闘病する目の前の動物に向き合う真摯な姿勢が飼い主さんにも要求されることのように思います。
治らない病から治療できる病へ。
少なくともこの病院はそのことを実践し、キャリアを構築しておられます。
現に僕の猫は今では元気に走り回っています。
別の病院では「もういつ亡くなってもおかしくですから、夕方面会に来てやってください。」というお声掛けもありました。
兵庫県には2つ、FIPの診療窓口を設けた病院があります。
そのうちのひとつが姫路動物病院です。
「FIPの治療実績がある」
それだけでもこの病院の存在意義は大きい。
「それまでにない価値観」「新しい常識をつくる」と言葉にすると少々大袈裟かもしれませんが、新しくワンちゃんや猫ちゃんを家族に迎えたり、お世話をしたりということはどういうことになるでしょうか。
「一歩踏み出す」ことが、病院のスタンスと共感できるところも多々あるはずです。
地域によって、距離の問題や最寄りの動物病院との関係性を育んでおられる方々もいらっしゃると思います。
現に自分の猫ちゃんも最寄りの病院で、延命処置を施していただいて命が繋がりました。
ただFIPについてはこのあたりだと姫路動物病院しかありません。
地域の動物病院がそれぞれ協力、共生しあうことで、我々のような、動物を世話したり、保護されている方々にとっても、より良い環境づくりにつながるのではないかと考えますがどうでしょうか。
今やほとんどの猫が保有していると言われる猫コロナウィルス。
その95%は無症状に近いなか、僕の猫はFIPを発症しました。
けれど治療の甲斐があって、いまは寛解するにいたっています。
林先生には、FIPの診療窓口を設けて頂いた、その決定に本当に感謝しています。
いまは投薬期間が終わり、経過観察中です。
まだまだ再発のリスクなど安心はできません。
そのためにも姫路動物病院が無くてはとても困ります。
もしFIPについて姫路動物病院へご相談されたい方がいらっしゃるようであれば、一秒でも早く、ご相談されることをお薦めいたします。
どうか不治の病から治る病へ
より良い方向へ向かうことを願っています。
動物の種類 | ネコ《純血》 (アメリカンショートヘア) | 来院目的 | 通院 |
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予約の有無 | あり | 来院時間帯 | 夜間 (18-22時) |
待ち時間 | 3分〜5分 | 診察時間 | 15分〜30分 |
診察領域 | 感染症系疾患 | 症状 | 苦しそうに呼吸をする |
病名 | 猫伝染性腹膜炎 | ペット保険 | アニコム |
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