循環器系疾患
犬の心雑音~僧帽弁閉鎖不全症と超音波検査~
僧帽弁閉鎖不全症は小型犬の85%がなる病気。超音波検査で正確に診断することが重要です。
診療動物 | イヌ / ネコ |
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診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:00 ~ 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
16:00 ~ 19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
※休診日:火曜・祝日午後 ※金曜午後は完全予約制です
大学病院への紹介、見送りの花束
予防接種の際の丁寧な対応から何かあった時はお世話になる積もりだったが、口腔内にシコリが出たため受診した。
初診で、「典型的な黒色メラノーマだと判断出来るが、完治は無いのでQOLの維持を最優先してはどうでしょうか」とアドバイスを受けた。
病理診断のために出身校の大学病院の紹介を受けたあと、黒色メラ...
予防接種の際の丁寧な対応から何かあった時はお世話になる積もりだったが、口腔内にシコリが出たため受診した。
初診で、「典型的な黒色メラノーマだと判断出来るが、完治は無いのでQOLの維持を最優先してはどうでしょうか」とアドバイスを受けた。
病理診断のために出身校の大学病院の紹介を受けたあと、黒色メラノーマだった場合は「肉腫の大きさからして、
おそらく予命半年くらいでしょうから、出来るだけ手術は避けて放射線治療が望ましい…」との事だったが、
大学病院での診断も同じ。で、大学病院で放射線治療を受けたが効果無く、悩んだ挙句に摘出手術を受けたが、二箇月後に天国に。
辛い別れだったが、何かとお世話になった院長にお礼と経緯を報告したところ霊前に花束が届き、
どんなにか心が穏やかになっただろう。「何もできなくて申し訳ありません」という言葉に、院長の人間性と哲学を感じます。
患畜の病気を治すのが獣医だとしても、心のこもった見送りとペットロス症候群のケアまで気配りしてくれる獣医は少ない。
これも、愛犬の導きと感謝しています。