口コミ: 三郷市三郷のネコの腎・泌尿器系疾患 1件

院内は清潔で落ち着いた雰囲気です。
院長先生がいつも診てくださいました。
猫に優しく声をかけ、撫でたりしながら診察してくださり、猫もリラックスした表情を見せていました。

治療への意見を聞き入れ、柔軟に対応してくださるのがありがたかったです。
粉薬を嫌がって飲ませにくくなったとき、インターネットで注射タイプの抗生物質があるという情報を得て、お願いすると嫌な顔せず薬を注射に切り替えてくださいました。
もちろん、出来ない薬もあることや、調べた情報が間違っていたり、うちの猫には該当しないときは、その旨はっきりと仰っていただけるので、安心して質問したり、意見を述べることが出来ました。
また費用も良心的で、事前に調べた相場より安いことが多かったです。

夏頃に尿が出なくなり、検査の結果、避妊手術(野良猫時代に既にされていたもの)の跡が炎症、水分を含んで腫れ尿道を圧迫していることがわかったので、手術をお願いしました。
手術は成功し、その後の入院期間は、毎日面会にも行きましたが、会えない間の食欲や様子も毎日聞かせてくださり、安心して猫をおまかせすることができました。

炎症が尿道へも影響していたのか、退院後も自力で排尿出来ずしばらくカテーテル生活を送っていましたが、親戚伝手に泌尿器科のある大学病院を知り、詳しい検査を受けるため大学病院を受診したいと相談した時も、即答で紹介を引き受けてくださり、すぐにスケジュールを確認し、最短で予約を取ってくださいました。

大学病院での治療の甲斐なく自宅で最期を看取ることになりましたが、亡くなる前日にカテーテルが抜けてしまい再設置のため来院した際も、先生お2人に優しく対応していただきました。
その頃にはかなり体重も落ち、腎機能低下からくる吐き気や貧血に苦しんでいた猫に、制吐剤処方のほか、腎臓の機能を助ける乳酸菌のサプリを分けてくださいました。
素人目にも死期が近いことがわかる状態でしたので、先生たちも回復が難しいことがわかっていたと思いますが、そのお気持ちがとてもありがたかったです。
また動物を迎えた際には、こちらにお世話になりたいと思います。