誠実な診療
初診のとき、先生自らカルテ用の写真を撮ってくださいます。通いはじめて一年半ほどです。
主にお願いしているのは、月1度の爪切りと数か月に1度の健診代わりの尿検査です。爪切りは朝イチだったりすると看護師さんのみの対応となりますが、皆さん親切で優しく、飼い主の顔もすぐ覚えてくださっているようです。
先生も説明が丁寧。うちの猫はどうも喘息の気があるようで、「ネットで調べてたら不安になっちゃって」と言ったら「ネットに書いてあることは無視してください」ときっぱり返してくださり、安心できました。おそらく軽い喘息と思われるが、正確な診断はレントゲンを撮らないとできない。薬もそれなりの副作用があるので、猫自身がそこまで苦しそうでなければ経過観察でもよいだろうとのお見立てで、今はそのとおりにしています。推測で診断を下したりはされないのだなあと、逆に信頼させていただいてます。
待合室はこぢんまりしているので混んでくるとちょっと狭くなりますが、とてもきれいで落ち着いています。何より駐車場があるのがありがたい。2台のスペースが空いていない場合は、路地を挟んだ隣に有料パーキングがあります。受付で申し出れば割引券を出していただけます。
(2018年5月追記)
その後、喘息の症状が進み、再診していただいたところ、丹念に聴診器をあててくださったのち、即「レントゲン撮らせてください」。さほど重症ではないもののステロイド剤投与となりました。今のところとてもよく効いて副作用も出ていませんが、様子をみつつできれば減らしたほうがよいとのことで、現在は1日おきに服用させています。
爪切りだけでうかがったときにも様子を聞いてくださるので安心しています。
奇跡的に救っていただいた命
昨年11月に生後2ヶ月の漏斗胸持ちの保護猫を引き取りました。名前を『ココ』と名付けて、漏斗胸を治してあげたいと前向きでまた家族皆楽しみにお迎えしました。
喜びも束の間、引き取った時点で猫風邪を引いていて、2日後にはあっという間に肺炎になってしまい、夜中救急動物病院に駆け込みました。お医者様からは『...
昨年11月に生後2ヶ月の漏斗胸持ちの保護猫を引き取りました。名前を『ココ』と名付けて、漏斗胸を治してあげたいと前向きでまた家族皆楽しみにお迎えしました。
喜びも束の間、引き取った時点で猫風邪を引いていて、2日後にはあっという間に肺炎になってしまい、夜中救急動物病院に駆け込みました。お医者様からは『手の施しようがありません。もうもちません。』と言われてしまい、突然の宣告に悲しみを通り越して先代の愛犬を亡くしまだ2年しか経っていなかったので恐怖さえ感じ泣きながら以前お世話になっていた上池台動物病院へ駆け込みました。天国へ行くまでの時間をいかに楽に過ごせるかご相談する為です。
胸が締め付けられる思いで、上野先生に診察して頂きました。しかし先生は、かなり重い肺炎で漏斗胸もあるから厳しいけれど、診るかぎりココちゃんにはとても生きる力を感じますと言って下さりました。
救われた気持ちで涙が溢れました。当時ココの体重は0.4kgしかなく使えるお薬も限られていました。なので半日入院をし酸素ゲージに入れて頂き慎重にお薬を選んで頂きながら、注射治療をして頂きました。
年末年始も含めて毎日毎日先生方看護師さんが献身的な治療と看護をしてくださったお陰で、肺炎も落ち着き体重も増え、漏斗胸手術が可能なギリギリ5ヶ月で手術を無事終える事が出来、この8月で1歳を迎える事が出来ました。
今では昨年からは想像出来ない程毎日元気に過ごしています。
この奇跡のような出来事はココちゃんの生命力と何より上野先生の細やかな診断と的確な治療、深い動物に対する愛情の他無いと思っています。
上池台動物病院の先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
有難うございました。そしてこれからも宜しくお願い致します。