感染症系疾患
猫への愛情を原動力に、難病「FIP(猫伝染性腹膜炎)」に挑む
猫専門病院が教える「FIP(猫伝染性腹膜炎)」の注意すべき点や飼い主に心掛けてほしいこと。
診療動物 | イヌ / ネコ |
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診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:00 ~ 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | |||
09:00 ~ 13:00 | ● | ● | ||||||
15:00 ~ 18:00 | ● | ● | ● | ● | ● |
診察動物 | イヌ / ネコ |
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得意診察領域 | 歯と口腔系疾患 / 皮膚系疾患 |
本当に信頼できるいい病院です
もうかれこれ6年前、うちの犬が夜中にカラダを動かすと「キャン」と鳴いたり、抱くと「キャン」と鳴いたりして、どうしたのだろうと思っていたところ、ほどなく微熱が続く毎日に。
かかりつけのお医者様に行ってレントゲン検査と血液検査をしたところ、特に問題はなく2~3日様子を見ることに。
熱を下げる薬を...
もうかれこれ6年前、うちの犬が夜中にカラダを動かすと「キャン」と鳴いたり、抱くと「キャン」と鳴いたりして、どうしたのだろうと思っていたところ、ほどなく微熱が続く毎日に。
かかりつけのお医者様に行ってレントゲン検査と血液検査をしたところ、特に問題はなく2~3日様子を見ることに。
熱を下げる薬をいただき飲ませていましたが一向に熱は下がらず、日増しに食欲も元気もなくなっていったので、もう一軒別の病院へ。
そこでも、レントゲンと血液検査を行ったところ、やはり原因がわからず、とりあえず元気も食欲もなく微熱が続いているので、入院して様子を見ることに。3日後、通院に切り替え再度様子を見ることになりました。
その時ちょうどあるパーティーに友人が出席し、そこにアルマの長谷川先生も出席されており、友人が「ぜひ、相談するように」と電話口に長谷川先生を出してくれました。
愛犬の状態を説明したところ、「すぐにでも連れていらっしゃい」と言ってくださり、翌日アルマさんへ。
これまでの症状と検査の結果などを熱心に聞いてくださり、レントゲン、血液検査をしたところ、やはり具体的な問題は見つかりませんでしたが、長谷川先生が「この●●という数値が高いのが、非常に気になる」とおっしゃり、愛犬のお腹を何度も触診。
お腹を押されると時々「キャン!」と鳴く愛犬に、「もしかしたらレントゲンでは写らない何かが胃にある可能性がある」と診断し、内視鏡検査をすすめてくださいました。
検査の結果、なんと竹串が長いままの状態で、胃壁に突き刺さっていたのです。
内視鏡で除去しようとしたのですが、竹串が胃壁に食い込み肉が固まっているので、除去できない状態に。
そこで、開腹手術を行うことになりました。手術当日は、オペ室に入室させていただきました。
オペ中に胃の中から取り出したものを見せて説明していただき、きれいになった胃の中も確認させていただきました。
麻酔が覚めるときには「名前を読んであげてください」といわれ、愛犬の名前を呼ぶと必死に起き上がろうとしました。
お母さんがそばに居ることで、オペで受けたストレスが軽減されるのだそうです。
3件の病院とも、同じ検査をし、似たような数値が出ていたのですが、長谷川先生だけが数値の異常な高さを懸念され、これまでの症状を熱心に聴いてくださり、何度も犬のお腹を触診し、反応を確かめて、さらに進んだ治療を行ってくださいました。
内視鏡があったおかげもあり胃の中の竹串が見つかりましたが、やはり基本は、飼い主の訴えと犬の状態、そして丁寧な触診と化学的検査であり、これらを総合的にどう判断するかに尽きると思います。
自宅が横浜なのでアルマさんは少し遠いのですが、この一件以来、健康診断や予防接種、風邪程度なら近所のかかりつけの病院に通い、「これは変だ!」と思ったら、アルマさんを頼ることにしています。