口コミ検索: 全国のフェレットの慢性腎不全 1件
全国のフェレットを診察する慢性腎不全に関する動物病院口コミ 1件の一覧です。
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慢性腎不全 (まんせいじんふぜん)
カテゴリ: 腎・泌尿器系疾患
5人中 5人が、 この口コミが参考になったと投票しています | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ヴァンケット動物病院 (東京都世田谷区) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
投稿者: makin さん
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5.0点
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来院時期: 2018年04月
投稿時期: 2018年04月
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転院してきました。 転院したフェレットの持病は3つあります。 ・副腎腫瘍 ・インスリノーマ ・腎嚢胞原発の慢性腎不全 転院理由はふたつあります。 ①腎嚢胞原発の慢性腎不全の進行を少しでも阻止。 ②待ち時間が長い(2〜3時間) ①は転院元でも対策はないか聞いたのですが対策は取れないといわれました。しかしながら、当院なら取れる対策法はあるとのことで、常連さんから紹介していただきました。 ②当院は完全予約制のため待たなくていいです。 まず転院元でもらった血液検査結果やエコー写真をお渡ししました。 当院は飼い主が希望すればフェレットをバックヤードに連れていかれることなく、飼い主の目の前で処置や検査をしていただけます。 転院元の病院ではおなじ状態でも脱水ではないと判断されましたが、触診ではまず脱水と判断されました。 皮下補液をするために心臓疾患がないか見る必要があるとのことで、心エコーも入れていただきました。心臓疾患があると補液したものがみんな胸水になるため危険だそうです。 ここまで手厚い処置は初めてでした。 他に病気がないか見るために、当院で血液検査、X線、尿検査(穿刺)、エコー、心エコーをしました。見積もりは5万円でしたがやっていただきました。 血液採取は通常は足からですが、フェレットにとっては楽な胸から採取したり、技術的にもとても高いレベルの病院と感じました。 エコーも最新機種でしたので、転院元よりくっきり患部の状態が見えました。インスリノーマの腫瘍の質感、点々と腫瘍が存在するのが、くっきり写ってました。 心エコーの画像を見ながら、高齢のフェレットに多い心臓疾患がないか見ていきますが、小規模な大動脈逆流がありましたが、特に問題はないとのことでした。 検査の結果、元からある3つの病気以外はありませんでした。 まず脱水を解決するために皮下補液をしていただき、ACE阻害薬(フォルテコール)、吸着剤(レンジアレン、コバルジン)を処方していただきました。 脱水の改善のため皮下補液を継続して自宅で出来るよう、指導もして頂きました。 他に元の病気であるインスリノーマには、プレドニン、副腎腫瘍にはリュープリンも継続しました。 転院元では相談に15分程度しかかけられませんでした。 当院は他の治療の選択がないかなど私が納得するまで熱心に付き合っていただき、何度か通院してますが大体30〜60分くらい相談に乗っていただけてます。 その上、高いレベルの治療をいくつか出していただき飼い主が選択出来ますし、最善を尽くしますので放置は絶対しません。 やはり絶対的な安心感が違いました。 慢性腎不全の完治はあり得ないので、これからも死ぬまで治療を続ける必要はありますが、継続してお願いしようと思いました。 |
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