口コミ: 全国のカニンヘン・ダックスフンドの歯と口腔系疾患 3件

１２年程前から通わせて頂いています。
歴代の家族のワンちゃん達を診て頂いております。
色々な動物病院に行きましたが、コチラの動物病院は１００点満点の日本一素晴らしい病院です。
院長先生をはじめスタッフの皆さんが、本当に動物の事を大切に考えて頂いて対応して頂いているのが言動で分かります。
病気やケガの治療、検査や通院や看護、残念ながら病気や高齢で亡くなる時、全てに優しくご対応して頂き、本当に有難く思っております。
少し遠くに引っ越してしまいなかなか行けませんが、本当に心配な病気やケガの時には、車に乗せてゆっくり走り１時間３０分かけて連れて行きます。
遠方での冠婚葬祭に行かなければならない時には預けて行きます。
最高に信頼の出来る「うめだ東動物病院」さんです。
保護犬の活動もされているみたいです。
因みに当家家族のワンちゃん３匹も全て保護犬です。

私のように悩んでいる方の参考になったらと思い体験談を書きます。

14.5歳のカニヘンダックスです。
腎臓数値が高くステージ2で重度の歯周病でした。

高齢になるにつれ、調子が悪くても年齢が年齢だからと言われたり、抗生剤で様子見ましょうと言われることが多くなり、
スケーリングや抜歯もやらないといけないだろうことは分かっているのに麻酔のことを考えると怖くて踏み切れませんでした。
ですが、人間でもなんでも歳のせいにされるのが嫌なのと同じだよな…ともやもやしている矢先に歯の状態が悪化し皮膚に穴が開いてしまいました。
なんとか少しでも可能性があればとセカンド、サードオピニオンをしました。

高齢なだけでなく腎臓の状態からも、
術後に腎不全等になるリスクが高く、万が一のことを思うと申し訳ないからと、どちらかと言うと「やめておいたほうがいい」というニュアンスで言わわれることが多かったです。
初診ではしっかり診てくれない先生も多かったです。
(どんな性格の子かわからないので、初診で初口を見るのには危険性や戸惑いがあることは理解できるので仕方ないと思っています。)

友達から教えて貰い、つつじが丘動物病院を知りました。
初診は完全予約制なのですが、動物が初めての環境に慣れるのを待ってからしか診察しないこと、そしてしっかり状態を見る為にたっぷり時間をとっていただいていて、接し方を見ていてもとても動物目線だなと思いました。
渡部先生はこちらの話を聞きながら、持って行ったこれまでの健康診断の結果をまとめた表を見て、本当にじっくり、しっかりと状態を診てくれました。
人によっては冷たかったり愛想がないというような印象をもたれそのような口コミもありますが、
愛想だけよくおしゃべりだったり猫撫で声で動物に話しかけて機嫌をとったり、飼い主ウケではなく、じっくり真剣に考えてくださっていることが伝わり余程信頼できる先生だと思いました。
今の状態になってしまったこと、これまでのことを責めたり諦めさせるような言い方や、他の先生の判断を否定するような言い方を一切せず、
「今できることを考えましょう」と一生懸命考えてくださいました。
遠回しな言い方をせず厳しいことも伝えながらハッキリと今できる選択肢とリスクのお話をわかりやすくして頂きました。
ショックで混乱している中でも理解出来るくらい分かりやすく明確でした。

本人の希望を聞くことができないので、どうすることがこの子にとって最善なのかたくさん悩みましたし、自分の決断で余命を早めてしまうかもしれないと思うと、とても怖かったです。でも逆に決断してあげられるのも自分しかないと思いましたし、少しでも可能性があるなら、なんとかしようとしてくれる先生がいるなら！と必死だったので、やっと出会えた…と思いました。

術後食欲が落ちても、水分と栄養がしっかり摂れるよう食道へチューブを通す手術も合わせてしてくださることになり、皮下点滴もして頂きました。
充分な栄養と水分を与えしっかり管理することで負担を最小限にでき術後の経過もとても良かったですし、チューブをはずす判断の為検査したら術前より腎臓の数値が良くなっていてびっくりしました。
腎機能は一度失うと決して回復はしないことは知っていましたが、うちの子の場合水分不足が大きく影響していたことも実感でき、極力現状維持できるよう、これからどうしたらいいか知るきっかけにもなりました。
考えすぎている間にどんどん状態は進行してしまったことも反省しまし、
少しでも疑問や不安に思うことがあれば他の病院でも話を聞いたり、相性の良い先生方針があう先生を探したりする必要性を改めて感じました。
私は渡部先生と出会えて、欲しかった答えがやっともらえたと思いました。

リスクが伴うことを引き受けてくれるということはリスクを一緒に背負ってくれることなのでその覚悟と責任を持って引き受けてくださったことにとても感謝しています。
動物との信頼関係、飼い主との信頼関係を大切にされているのもお話から伝わり、信頼関係がない中でお引き受け頂くのは先生もとても悩まれたと思います。
その辺もお話下さった先生に出会えたから、私も決断できたのだと思います。

そして今うちの子の状態は良好どころか、何歳か若返ったように走り回っていてとても嬉しいです(^^)

これからどんなケアをしたらいいかも相談に乗ってくださったのですが、
昔はやらせてくれることをいいことに、もうちょっと我慢してねーって嫌々やっていたので、だんだんさせてくれなくなってしまったのですが、やり方が間違っていたなーと反省しました。
合った方法を丁寧にしっかりおしえて頂き順調にトレーニング中で、毎日それを楽しみに飛んでくるようになっています！
歯磨きまだ？っておねだりするほどです(笑)
最近は少しずつシャカシャカできるようになってきました！
歯はほとんどなくなってしまいましたが、残っている分だけでも維持できるように、口腔の状態もいい状態が保てるようにこれからも一緒に楽しみながら頑張っていこうと思います。
なので、歯磨きや口腔ケアについてもいつでも今更なんてことはないので気づいた段階で合った方法、正しい方法をまず知って少しずつでも始めることが大切と思いました。

「どんな決断をしても、その結果をいい方も悪い方も受け入れられるか」先生がお話くださったこの言葉は今回のことに限らず、
普段の日常でも同じで、これから過ごす中でいつも大切な言葉になりました。

動物病院の検索をしてこのように口コミを読んでる方は、悩んで考えている方も多いと思います。(私がそうでした)
悩んでる飼い主さんがどんな決断をしても、その子のことを沢山思って悩んで決めたことに間違いは無いと思います。
大切な家族と少しでも幸せであること願っていますし、私の体験が何か参考になることがあれば嬉しいです(^^)

　口腔外科専門の獣医さんで、親切、丁寧、安心な治療を提供して頂けると思います。

　我が家の愛するダックスくんの歯を愚かにも長年まったくケアせず放置し、口臭や口腔の異変に気が付き慌てたときには既にもう遅く、本当にかわいそうなのですがひどい歯周病、歯槽膿漏になっておりグラグラの歯の歯根部の上骸骨が溶けて口腔と鼻腔が繋がるほどひどい状況になっていました。
　良い歯をできる限り残し、適切な処置をすればまだまだ大丈夫という先生の言葉の通り、優しく丁寧な口腔外科手術と手術後の歯磨き指導、毎月の口腔ケアのお陰で、残して頂いた歯は歯垢も歯石もないピカピカになり健康で元気な口腔環境を維持することができています。

　ワンコは、自分で歯を磨くことができません。是非、私のような無知でだらしない飼い主にならず賢い飼い主になって下さい。